
犬に誤食させないためのしつけ方法!を調べる前にやるべきこと
クリスマスですね!クリスマスが終わったらお正月の準備と、やることがたくさんです(笑)
さて、美味しいごちそうが並ぶこの時期に多いのが、愛犬の誤食です。
サロンにとっても動物病院にとってもこの時期はハラハラする時期で、1年で最も誤食の問い合わせが多い時期でもあります。
「トラブルを防ぐためにしつけを頑張ろう!」と気合いを入れる飼い主様も増えますが、その前にやるべきことがあるのを忘れてはいませんか?
今回は、犬をしつけようとするその前に、今からすぐにできる方法についてご紹介します。
誤飲回避のためにもしつけ相談をしてみたい!という方は、犬との暮らし方相談窓口もありますので、ぜひお友だち登録してくださいね♪

犬が届くところに食べ物を置かないが大原則!

犬の誤食を防ぐために何より大事なのは、犬が届くところに食べ物など置かないということです。
正直、これさえ徹底していれば誤食は防げます。
例えば、赤ちゃんがたばこを手にもって口に入れたりしたら、「いけない!赤ちゃんをしつけしましょう!」なんてなりませんよね?
でもそれが犬だとなぜか「しつけをしないといけない」になってしまうのは、非常に謎です。
同じ人間の赤ちゃんには通じないという考えができるのに、なぜ動物種が違う犬という生き物に、人間の言う事や人間が決めた良し悪しが伝わると思うのでしょう?
そうではなく、まずは環境を整えてトラブルが起こらないようにする。
これができていれば、「しつけをしないといけない」なんてことにもなりませんし、お互いに穏やかに過ごせますよ♪
犬の誤食を防ぐためにしつけるという概念を捨てよう

犬の誤食は、時に命を失う可能性もあり大変危険なものです。
しかし、真っ先に犬をしつけよう!という考え方は、必ずしも賢明ではありません。
繰り返しますが、まずは周囲を片付けて誤飲・誤食するようなものを置かないようにする。
そうした注意を徹底したうえで、万が一が起こったときに対応できるように遊びの一環としてトレーニングをするほうが、さまざまな面からも誤飲・誤食のトラブルを防ぎやすくなります。
ぜひ『しつける』という概念は一度捨ててしまいましょう!
しつけをするという概念があるがために、環境を整えて未然に防ぐ前に犬をコントロールしようとしてしまい、飼い主様もわんちゃんも窮屈な生活になっているケースが非常に多いです。
ですが、しつけという概念ではなく一緒に取り組む遊びの一環という認識であれば、愛犬にイライラしたり時には鬼の心で厳しくする必要もある!なんて考える必要もないと思います。
だって一緒に取り組む遊びなんですから^^
遊ぶ方法については、また後日やり方をご紹介できたらなぁと思いますので、そのときはぜひ参考にしてみてください。
すぐに教えてほしいという方は、ご紹介もできますのでぜひお声掛けください^^
まとめ

誤飲・誤食を防ぐためにまずすることは、しつけることではなく周囲を片付けることです。
また、しつけという概念はどうしても犬に責任を押し付けがちで、できないことを責めてしまう傾向にあります。
命を守るために食べてほしくないものを食べないように教えたい気持ちはわかりますが、それを100%犬自身に考えてもらってコントロールするということはできません。
ですが、遊びの一環としてトレーニングをすることで、誤飲・誤食の確率を下げることはできますし、犬の届かないところに片付けるを徹底するだけでほぼ100%防げます。
犬は小さな子供と同じです。小さな子供と赤ちゃんが混ざったような存在に、人間の大人のような行動や判断力を求めてはいけません。
ぜひ、大切な家族だからこそまずは周囲の環境を整えて、誤飲・誤食という危険から守ってあげてくださいね。