見出し画像

南国気分を味わえるレストラン|艷麗南洋鹹甜食

東南アジア料理を食べたことがありますか。日本ではなかなか見かけない料理ですよね。そのため、本記事では、台湾の新竹にある「艷麗南洋鹹甜食」という東南アジア料理店を紹介したいと思います。

中国語の解説
艷麗→艶やかな、華やかな
南洋→東南アジア諸国
鹹甜食→ご飯(麺類、鍋)とデザート

「艷麗南洋鹹甜食」は口コミで人気が広がり、地元民と外国人から愛されている店です。土日はいつも大行列ができています。
店は路地裏にあるため、初めての人は迷子になるかもしれませんが、店の外には南国リゾート風のインテリアで飾られており、人もいっぱい並んでおり、それが目印となっています。

1階は客の待ち合わせ場所で、2階は食事と会計です。会計のカウンターの隣に東南アジアの「ニョニャクエ」が販売されています。「ニョニャクエ」の中国語は「娘惹糕」、マレーシアを始め、シンガポールやインドネシアに流行っている中華系のお菓子です。緑や青、赤など鮮やかな色のお菓子に仕上げてあり、見た目がとてもかわいいです。ほかにも南国風のケーキとパイがあるので、お土産として買うのがおすすめですよ。

東南アジア料理店のため、新竹に住んでいる東南アジア人がよく来ます。2階に上ると、マレーシア語やベトナム語が聞こえてきます。食事スペースは日当たりがよく、壁に有名人の写真やサイン、南国風のインテリアが飾られており、アジアンリゾートのような雰囲気です。唯一の欠点が隣の席と近すぎ、周囲の会話は耳に入ってきてしまします。なかなか落ち着いて食事ができないと思います。メニューはご飯類や麺付きの鍋、期間限定のデザート以外、東南アジアらしいドリンクもたくさん揃っています。

蔡英文大統領のサインもあります

今日は「外婆的薑黃雞腿」を注文しました。

外婆→おばあちゃん
薑黃→ウコン
雞腿→チキン

なぜこれを注文したかといえば、見た目がおいしそうだったからです。ご飯セットはおかず三品とスープがついています。女性にとって量が少し多すぎます。ご飯はどこ産の米かわかりませんが、食感が普段の米と違います。細くて硬いです。おいしいかどうかは好みが分かれるところです。チキンの外皮はパリパリで、中身の肉はとてもジューシーです。久しぶりの揚げ物のせいか、なくなるまでお箸が止まらないほど、とてもおいしかったです。おかずは自家製の煮干しとカボチャの煮物と卵焼きです。全体的には甘い味付けです。
スープは薄めのカレー、今まで経験したことがない味です。カレー味と言っても、こってりとしたカレーではなく、北海道のスープカレーでもなく、一言でいえば、シャバシャバなカレーのようなものです。口に入れた瞬間の風味は酸っぱ辛く、後味はさっぱりで、インパクトが強い一品です。

ご飯セットは揚げチキン以外にインドネシア風の牛肉もあります。肉には様々な香辛料を合わせたタレで下味がついており、とても塩辛かったです。スパイシーな料理が好きな人が喜ぶ一品です。

「艷麗南洋鹹甜食」に来るなら、絶対外せないのがデザートです。チェンドルやボボチャチャ、インドネシアのお茶などのメニューが充実しています。一番おすすめのが「豔陽甘露」。マンゴー味のココナッツミルクと緑色のチェンドルとジェリーの飲み物で、様々な食感と味が一度で味わえます。ベースのココナッツミルクはマンゴーのスムージーのような濃厚な味わいです。爽やかなのどごしで、とても気に入ります。
「艷麗南洋鹹甜食」の値段は100元~300元、この辺の物価から見ると、結構安いと思います。料理もイメージより優しい味わいで食べやすいです。新竹に住んでいる人はぜひ挑戦してみてください。

※予約ができないため、土日に行くなら、行列覚悟で行ってください

艷麗南洋鹹甜食 PondokSunny
住所:新竹市東區南大路52號
連絡先:0965 356 956
営業時間:11:30-20:30
定休日:火曜日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?