#106〔アサシンクリード〕
世界的な企業 Ubisoft は、フランスに本社を置く、
ゲームメーカーの雄である。
アサシンクリードシリーズをはじめとした、
ゴーストリコンシリーズ等、
数多くのヒット作をリリースしている。
僕も最近、これらの記事を知ったのだが、
やはり、はじめに確認と許可を取っていれば、
色々と、違っていたのではないかと感じている。
それはミスであった。
しかしミスをしない人間など、僕はひとりもいないと思う。
僕は日本人だが、正直日本人であっても、
多くの資料等を勉強し、参考にしなければ、
戦国時代、安土桃山時代のものなんてわからない…。
まるで、別世界のようだからだ。
僕もまた、英国やフランスの歴史的文化遺産はよくわからない。
それは、お互い様だと思う。
例えば、僕がこのゲームのプロジェクトの責任者であれば、
まず、この時代の専門家の人々に話を聞いてもらい、
その中の誰かに、ゲームの監修をして貰えないかの打診をする。
日本国内にいる様々な協力者たちを募って、
みんなで、ゲームを作っていくのだ。
現代にて、歴史的文化遺産をたいせつにし、
後世に伝えていきたいという志を持つ人々の思いを尊重し、
ある程度の協力関係が、事前に構築出来ていたのであれば、
世界的な企業である Ubisoft が制作するゲームは、
日本の歴史的文化遺産を、世界に広く PR してくれるので、
双方にとって、最高の win win であった。
僕は Ubisoft の制作チームの皆さんに感謝したい。
日本の歴史に興味を持ってくれて、
日本の歴史を舞台とした作品を制作してくれた事に感謝したい。
現代のゲーム制作は膨大な期間、膨大な人員、膨大な予算…、
昔とはくらべものにならないくらい、
ゲーム制作は、大きなプロジェクトになっていると聞く…。
架空の武将ではなく、有名な史実の武将でもなく、
まさかの〔弥助〕を主人公のひとりにするというアイディアは、
すごく面白いなとは感じている。
その豊かな作家性に、僕は強くリスペクトをしたい。
今作は勿論の事、次回作も期待しているのだ。
THE END
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