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男性社会で働くことの厳しさを知った20代★起業ストーリー①

『理想のお客様に出会える』をコンセプトに
カメラマンとウェブ集客アドバイスをしています。

特に、女性のライフステージの変化
(結婚、出産、育児、介護、パートナーの転勤)を
サポートしたいと思っています。

なぜ、そう思いはじめたのか…
遡って、書いていこうと思います。

初めての挫折!?

大学を卒業し、女性初採用で入社した
製薬会社のシステム部。

時代はぎりぎりバブル。
男女雇用機会均等法も、7年も前から実施されていた。
理系女子は、就職ではかなりの売り手市場。

それでも、入社してみるとまだまだ古い体質で
女性だけが制服を着用し
女性だから役員へのお茶出しに借り出され
女性だから、徹夜作業を免除され
結婚してるからと、昇格を見送られた。

25歳で結婚し、結婚後の方が長く働いているのに
男性なら勤続年数があれば誰でも昇格できると言われていたところで
「結婚してる」という理由で落されるのか…
そう思ったら、なんだか一気に嫌気がさし、
30歳で退職することにした。


学校で学ぶことと、社会で働くこととの違い

大学を卒業するまで
女性だからと不利な扱いをされることはなかった。

高校から理系の学校に行っていたので
女性の比率が少なかったけど
女性だから、テストの点数下げてます。とか
女性だから、上位には入れません。とか
そんな評価はされたことは、もちろんなかった。
 
男性にも女性にも使われる名前の
「薫」だったこともあり
女性には来なかった就活のDMが私には来ていた。

「男性のみ採用」とは書いていないけど
DMを配る段階で、ふるいにかけてるんだな~
そんなことをうっすら感じてはいたけど
名前が「薫」でラッキーとぐらいに考えていた。


1990年代ってこんな時代

私が入社したのは、1992年(平成4年)。
バブルがはじけたのが1991年と言われているので
社会人としてのバブルは体感していない。

それでも、新入社員が接待を受け
タクシー券をもらって帰ってきたり
上司の接待費でニューハーフショーを見に行ったり
今ではあり得ない時代は少しだけ経験している。

その頃は社員旅行も健在で、
毎月積み立てをし、一部会社から補助をもらって
年に一度、旅行に行かされていた。

女性はホステス代わりに、ビールを注ぎにまわるという
よくある社員旅行も経験した。

胸やおしりを触られることはなかったが
肩を組まれるぐらいは、飲み会の席では日常的。

そう、お金ももらわずホステス役。
私の場合、愛想良く、かわいくなんて無理なので
自分もお酒を飲み、ガバガバたばこも吸っていたけど…(笑)


男性社会で働くことの厳しさを知った20代でした。
 

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