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凪日報(8)大吐露読まれず。

10時過ぎに起きる。安定の10時間睡眠。
近所の激安スーパー、ラ・ムーに昼飯を買いに行く。サーモンが食べたかったので500円で購入。ラ・ムーは現金か大黒天payという謎の電子決済がある。これを見るたびに誰が使うねん!と思わずにはいられない。
ほぼ現金払い一択のラ・ムー。愛くるしい奴だ。
昼飯を食べたら日課の散歩へ。涼しくなってきて散歩がしやすい。散歩から帰ると右膝が痛んだ。前十字靭帯のムコイド変性という病気で11月に手術をする。術後もリハビリをする予定だ。しばらく膝の痛みとも付き合わなければならない。
痛みがあると活力が減り鬱々とする。
なので多少痛いが散歩を続けている。陽の光を浴びて精神を安定させたい。全ては凪の生活の為に。
尾崎世界観著「転の声」を読み進めた。転の声以外にも祐介と字慰を読んだ事がある。主人公達は何かしら鬱屈した思いを抱えていて苛立っている。「転の声」の息を止め、叫ぶ様に黙る。という表現が好きだった。矛盾した表現なのに声を出さず心で叫んでいる情景が浮かぶ。それこそが主人公の鬱屈したフラストレーションの形なのかもしれない。
18時。隔週で尾崎ニシダラジオが配信される。ダブルスタンダードのタイトルコールを聴きながら今日は送ったメールが読まれるか期待に胸を膨らませる。
二人の軽快なやり取りを聴きながら筋トレをする。筋肉に負荷をかけながらも二人の言葉を聞き逃さないように集中する。
僕が送ったのは大吐露のコーナー。
一人目...。違うか。よし。次だ。...。二人目。違う。まじか。放送時間は?後もう少しある。多分三人読まれるだろう。よし。やっぱり。もう一人読まれる。来い。来い。来い。のだり。のだり。の。の。の。だぁー、違う。くそ。読まれなかったぁー。くそぉー。くぅー。
ラジオで読まれるかどうかに一喜一憂する。
今回は自信があっただけに悔しい。しかし読まれた3人とも素晴らしい文章だった。次こそは。そんな思いを胸にXで尾崎ニシダラジオの感想ポストにいいねをつける。
次のラジオも楽しみだ。

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