ピアスタッフは面白い?(5)
こんばんは。統合失調症の林山将佐です。今日も一日、お疲れ様でした。僕自身も会社について複雑な思いをしていますが、何とかもう少しでピアサポート活動が10年経つところです。
とはいえ、今から吐くことはネガティブなことですが、広く見れば精神保健の業界やピアスタッフという職種の為になると思います。何かと言うと、いつの間にか心が潰れる手前の人が分かるようになった、または潰れそうな人に相談されるようになった、という嗅覚の話です。
先ず、林山と個人的に親しくなった職員は辞めていきます。「林山君、ちょっとお話が・・・」「いや~、お話できて元気が出てきました!」「林山君は凄いなぁ!」そういう会話を何度か聞いた上で、両手で数え切れないくらいの職員が辞めていきました。
林山には権力も権限もないので解決することは難しい、それでいて部署が違うので傾聴することも難しい。そうしている内に辞めたことを人事で知ることが多かった・・・。
逆に、林山とよそよそしい職員も辞めていきます。何故かは知りませんが、そうなんです。林山は最下級職員なのでこちらから挨拶をしたりするのですが、先方がいつの間にか休職・退職するのです。
今の仕事でなかなか長く働き続いている職員は、付かず離れずのタイプか、負けん気が強いか、対等な話ができるタイプか。そんな職員の方々はコツコツと続いています。
正直なところ、管理職の方が部下が辞める理由に詳しいと思います。終番で面談はするのですから。その情報に対して一般的な離職について人的資本管理の知見を参照した上で、そして林山等の現場の嗅覚をクロスさせた方が・・・これからがきっと良い職場になると思うのですけどね。なかなかそのようにリコメンド出来ずにいます。
ただ、最近になって分かったことは、林山が上記のように考えてリコメンドをするように準備したり、または雑談すると・・・上司からするとえぐられたようなdisりに聞こえるみたいなんですね。ホントに頭が良ければ上司の感情を計算した上でリコメンドするのですから、そこは林山がまだ修行不足ですね。
Q『ピアスタッフという仕事は面白いですか?』
A「日本社会の縮図、というものを日々実感する上では面白いですよ。」
我が国の弥栄を祈ります。
(追記 2025.02.22)
やっと身体化されたレベルで?ですかね。ピアスタッフという仕事が好きになったのですかね。