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私の戦略

結局色々と考えた末、動き出した私。
今も動き自体は止めていません。
では、どういう戦略を考えて動き始めたか?について書きたいと思います。


実業投資と金融投資のポートフォリオ

大きく分けて、実業投資と金融投資のポートフォリオを組もうと考えました。
実業投資は自分自身への「自己投資」に近い考え方です。
ただし所属先企業に依存しないようにということを念頭に置いて、つまり自分の力で飯が食えるようになるスキルを身につけ、定年退職という、一方的にタイムリミットを決められるのではなく、主体的に自らタイムリミットを決めるという目標です。独立です。
はい、理想の独立は嫌な働き方をせず、自分のやりたい仕事で働き続けるので、ある種FIREやリタイヤとは真逆の考えです。

結局のところ、自分の人生を自分の会社経営と考え、その経営者である自分が実業投資と金融投資の両面から経営を支え、やりたいことをやり続けられるように運営していく、自分がもういいやと思うまで。という実践です。

私的年金の創設

  • 金融投資には複利の効果がある

  • お金には現在価値と将来価値がある

  • 政府の年金はいずれ破綻する

と強く感じていた私は先ず、破綻リスクの高いであろう政府の年金には早々に期待値0と位置付け、そして複利の効果に目をつけました。
複利計算のシュミレーターを使うとわかりやすいのですが、
例えば株式投資をする上で現実的な金利4%で35年、500万円の元手でほったらかしにすると、追加投資なしで35年後は19,730,445円です。
ほぼほぼ老後に必要とされる2,000万円に到達します。

ただしポイントは、私的年金は私的年金として走らせておいて、もはやそれは35年後のお楽しみ。もともと無かったもの、老後最低限の生活は保障されたとマインドセットして忘れてしまい、意識は私的年金以外に向けます。

実業投資での訓練を重ねる

さあ、そうしたら今後は実業投資で飯が食えるようになるまでひたすら経験を積みます。
いきなり独立なんて、小心者の私には無理です。大企業から少しずつ企業規模を小さくし、最終的には自分が作ることになる個人事業主サイズに近づけます。

先ずは時間が確保できる会社へ転職。給与はアップか維持したいところです。
そして次は中堅サイズの企業に転職。経験業界であれば仕事のキャッチアップが早いため余裕があります。給与は維持か少しダウンでも良いでしょう。大企業では社内アウトソースしていた仕事を自分でやることになり、スキルアップにつながり視野も広がります。また大企業の看板を下げると、周辺の人からどのような扱いを受けるのかを学習します。
良いんです。最終的に独立する時なんて誰も知らない事業体なんですから。
余計なプライドはさっさと捨てた方が良い。
誰もがそうだとは言いませんが、大手企業で働いていた人が定年後も同じ調子で何かをやろうとしたら、トラウマになるくらい惨めに感じるかもしれません。基本的には大企業名の書かれた看板にしか力がないと自覚した方が良いです。

業務内容も変えたいところです。営業だけではいけません。目立たないしカッコ悪く見える事務スキルや経理、財務なども必要です。人事は独立後規模感が出てこないとあまり使えません。「知っている」から「できる」の幅を増やしていくのです。

副業規定があればそれに即して、何がダメか良いのかを調べましょう。法的なことや労務的な知識を増やすことは将来役に立ちます。

副業ができるなら副業をしましょう。事業者としての自覚、雇われていない事業でのトップとしての責任感を養います。

失敗する数を増やします。というより失敗数を稼ぐ、失敗に対する恐れを少しずつ無くしていく感覚です。ダメだなと思ったら固執せず、さっさと他の事業へのピボットして路線変更です。

そうして所属先や副業の業界を変えることで違う業界の特徴や穴を見つける訓練をします。

あとは「自分がこの事業でやり続けるべきか?」のしっくり感や、商品やサービスのマーケットフィット感を高めたり、キャッシュフローや税金に関して知識を増やしていきます。ダメならまたピボット、トライアル、の繰り返し。

給与は可能な限りストックしておく

こうした、独立に向けたトライアンドエラーや訓練も、ドバドバと資本投入してはいけません。可能な限り固定費を下げておき、周囲の人が高価なものや高額なものを消費・浪費するのを横目に見ながらひたすらストックします。
経験として買ってみる、食べてみる、経験してみることは大切ですが、日々のストレスの反動含め、浪費や過剰消費の結果、生活水準が下げられなくなるとかなり危険です。

今はYouTubeで節約できますが、自己投資として書籍購入をしたりセミナーや講座に通うのも良いでしょう。
単に興味を満たすだけのものではなく、将来独立する方向性に合致しているのか、またその知識やスキルはマネタイズできるのか、それくらいは考えておいた方が良いです。

当然ですが、基本的には自己投資または独立時の資本の原資とするわけです。

恐慌時に追加投資

ただし、その原資のもう一つの有効活用法があります。
それは恐慌時の金融商品(私の場合は株式)の買い増しです。

バフェットに言わせると、大きく下がったら買えと。最近は周期が少し短いですが、長い歴史を遡っても9年周期くらいで恐慌のような経済状態が起きています。
この辺もバフェット関連本に書かれています。その時に人はどのように狼狽し、経済はどのようになるのか。
当然パニックになって狼狽売りする人が続出し、株価は暴落します。
株価は下がるけれども企業価値は下がらない(つまり元に戻る)。これです。

ギャンブルはしない

はい、わざわざパチンコや競艇などに行かなくても、実業投資と訓練をしまくっていれば、人生がもはやギャンブルのように刺激だらけです。
老後の2,000万円近くのストック以外、いや、それすらもですが何も保障されていません。
時間も労力もお金も、全部自分に大きく賭けたギャンブルに突っ込みましょう。誰も文句は言いませんし、確実にサバイブ力が高まっていますし自分の言動にも後悔もしません。


ふわ〜っとなぞるように書きましたが、私の戦略を簡単にいうとこんな感じです。

ということで、また今度。


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