【読書】渡辺努「世界インフレの謎」
「世界インフレの謎」という本を読んだ。面白い!。コロナで体験消費からモノ消費へと移行したのに、モノを作るための工場などは簡単には増設することができないので、モノの供給が不足する。その結果、コロナ禍後にインフレが生じているという指摘、なるほどなと思った。逆に体験消費が減ったから余剰供給の分だけ値下がりしても良いものだが、体験消費の場合はその費用の多くが人件費なので最低賃金の問題もあって簡単には値段を下げられない。結果、トータルでもインフレが生じているのだという。現在進行系の事態で結論はこれからだが、読んで理解できる内容だった。
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