【読書】藤垣裕子編「科学技術社会論の挑戦1 科学技術社会論とは何か」

「科学技術社会論の挑戦1 科学技術社会論とは何か」という本を読んだ。難しすぎてよく分からない上に、各章で著者が違う分だけ内容の一貫性が見えにくいようにも思えた。

それでもなるほどなと思うことはあって、今までは市民の参加と言えば専ら政治参加ばかりだと思っていたが、科学への参加という視点もあるらしくて驚いた。参加することで科学的な知見を学ぶことはできそうだなと思いつつ市民が科学者にどのような影響を与えるのか、仮に与えるとして一回こっきりの場で十分なのか、それとも継続的な科学者と市民のインタラクションが必要なのか気になった。成功事例などあれば知りたい所だ。

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