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5時間の受診同行

こんばんは。
いや、おはようございます、か。

夜中に目が覚めて寝付けず、
ショート動画で大食い系を何時間も見たことでお腹が空いて

たった今、大袋の柿ピーとポッキーを食べた私です。

さて、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はすこぶる絶好調です。

昨日は受診同行に費やすこと5時間。
(まず、利用者さんが待ち合わせの1時間半後に来たことが想定外、いや想定内か。)
やろうと思っていた書類作成が滞っておりますが、なんだか、楽しい1日、でした。

いつ呼ばれるかわからない軟禁状態の中で、インフルの注射と特定健診を受けに来た人生の大先輩方の間で、待合のベンチにピッチリと横に座って、詳しい職歴や恋愛歴など沢山聞くことができましたから。

その方は、左半身に麻痺もありますし、高次脳で記憶障害がある方なので、

「私保険証だしました?」
→「さっき出してはりましたよ」

「私ここに何しに来たんでしたっけ?」
→「ヘルパーさんに来てもらうためのお医者さんの意見書を書いてもらうんです」
→「へぇ」

こんなやり取りをもう何十回もやるわけですね、これは日常的に。

ご本人は不安だと思います。
自分が言ったこともやったことも忘れちゃうんですから。

家は物に溢れ、虫がわき、ビールの缶や残飯で溢れてます。
こんな状態だったら、私ヘルパーさん増やさないとあかんよーになる(ヘルパーさんに残飯を捨てられるのが嫌いなんです)、と伝えると
大丈夫、もうすぐ寒なってハエ減るから、と。おおらかな方です。

誰かにとっては大したことではなくても、
その人にとっては難しさがあるから、
二度手間三度手間なんて日常茶飯事。

届いた書類はどこかへ行き、
いろんな物の期限が切れ、
なのに、置き薬の営業の爽やか兄ちゃんが来たら「よっしゃ!」と高額な栄養ドリンクを買っては腐らせる

そんな人です。

それでもその人はその人生を選んではります。
いろんな提案がいろんな方法でなされましたし、これからもいろんな人がその人を想って生きやすくなるための方法を沢山提案すると思います。

その人が選んだその時に、
「分かりました、じゃあ準備しますね!」
と言えるように、側にいれたらいいなと思います。

吊り橋効果とでもいいましょうか、
やっぱり本当に困った時、恐怖に怯えている時、危険な時、そんな時に側にいてくれた人や一緒に乗り越えた人達には一定の信頼や安心感が生まれると思うのです。

これは、支援者と利用者間でもそうですし、支援者と支援者でもそうです。

相談支援専門員は、利用者さんを直接処遇しません。なので、私は利用者さん
に関わる人たちの心のコップが溢れないようにすることが、大きな役目だと思っています。
それが、利用者さんのハッピーに直結すると思ってます。

ご家族も、直接処遇の支援者も、抱え込まないように。
それは、『計画相談支援』として報酬にならないことがほとんどであっても。

私は、正当に評価は受けるべきであるし、ここから課題が明らかになるんだからね!と思って最近はモニ追加などの交渉をちゃんと行政にするようになりました。

が、財布の紐は行政が握ってますし、目をつけられるのは嫌ですし、それに伴う書類も嫌ですし時間もないですし…と泣き寝入り相談員が多いのではないかと思います。

対人援助の大前提は、『自分が一番!』ということ。ここがブレたら支援が崩れる。
低報酬で時間は奪われますから。

支援者はどうやって自分を大切にするか、自分が幸せで居られる方法を知っていることが大事ですね。

何が言いたいか、またまたわからない、いつもどおりのお話となりました。

結局真面目な話ばかりで。
おかしいなぁ。

では、皆様ごきげんよう。




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