#1 看護師を辞めて進学した理由①
ここでは「最終キャリア」を見据えた、私の大学院進学理由をお伝えします
「看護系大学の教員」というキャリアを見据えて
私は最終的なキャリアとして、「看護系大学の教員」を目指しています
大学教員になるためには、修士課程、博士課程は必須となってくるので
いずれは大学院に進学し、最低でも修士は取っておく必要があると考えていました
「大学」教員にこだわった理由
結論から言うと、大学であれば「研究にも従事できる」からです
看護師養成学校は、4年制大学のみならず専門学校など様々あります
どの学校でも、看護師育成の立場として教鞭に立つことはできます
しかし、私は研究もできる「大学」の教員というところにこだわりました
背景として、
学生時代から看護研究に興味があり、
卒業研究も全力で取り組んでいた経験があります(質はお察しレベル)
当時国家試験勉強と並行しながら研究していたので、かなり大変でしたが、
結果を分析していく過程と、新たな知見を得たときに研究に楽しさを感じました
いずれは何かしらの形で研究も続けていきたいと思っていました
そう考えると、
「教育」と「研究」ができる職場は「大学」となってきますので
大学教員になることは私にとって自己実現の一つになりうると考えました
なぜ「5年目」を終えたタイミングだったのか
結論から言うと、
①「大学教員の採用条件」と ②「臨床での経験内容」を考慮したからです
①看護系大学の教員の採用条件には、「臨床経験の有無・年数」が設けられているところが多いです
ある大学では臨床経験を最低3年と設けているところや、5年と設定しているところもあります
例えば、昭和大学で地域看護学の分野に就きたい!となったとき
一番下のピンク下線、
「応募資格」に注目すると
原則5年以上の臨床経験が必要となっています
もしこれを知らないと、
受けられる大学の選択肢は絞られてしまうでしょう
学部時代、お世話になった先生も、
「教員になるには臨床経験が大事だ」と何度もおっしゃっていました
看護は実践学ですので、明らかに臨床経験が少ないと、
実習での臨床に則した適切な指導が難しいのだと思います
閲覧したサイトはこちらです
参考: JREC-IN Portal (jst.go.jp) 2024年8月25日閲覧
これらを踏まえ、
最短で教員になる
+
採用試験に挑戦できる大学の数(可能性)を広げるためには、
「新卒から5年間の経験を積んだ後」が最善であると考えました
②また、私の職場では
新人教育の立場になれたり、病棟のリーダー業務を務めたりするのも
だいたい4、5年目からだったので
看護業務メインだけでなく、
ある程度「教育」や「管理」の経験も積めた5年目を終えたところで
進学することにしました
まとめ
大学院への進学動機は「看護系大学の教員になるため」
研究にも従事もできる「大学」の教員を目指している
看護系大学教員の採用条件に「臨床経験の有無や年数」があるのでそれを見据えた進学プランを立てた
ここでは、「最終キャリア」として見据えた私の大学院進学理由をお伝えしました
しかし、他にも理由があります
「30代でのキャリア(中間キャリア・ミドルキャリア)」を考えたときにも
大学院進学は大きなアドバンテージになると考えたからです
次回は、「中間キャリア」として考えていることについて投稿したいと思います!