エキセントリック(『漫才過剰考察』感想)
つけてみましたヘッダー画像!サブタイトルの熱さと泥臭さ(=ダサさ)
運か努力か才能かセンスか
くるま(敬称略)は何が秀でてたのか
何を磨いたのか
最近ひっかかりニーチェにハマり今日は令和ロマンの漫才をずっと流し、
くるまの本がすごく読みたくなって本屋に買いに行きました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まず自分はどんなお笑いファンか
(この本について語るにはその読者のお笑いファン度が結構重要な要素な気がする)
めちゃライトファン
テレビ、YouTubeはみるが
ラジオとかライブは見にいかない SNSもフォローしない
話題になったものでハマったものをネットでひたすら見る
向上委員会は大好きなので全回見たいなと思う
Mー1は結果が出た後に見るタイプ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
帯への回答
考察、分析、言語化からは日々逃げられないもの
政治とかキャリアとか人間関係とか
その作業を一時忘れるためにお笑いをみるので
お笑いに対してあえてそれはやらないかなぁ
(真っ当なライトファン)
でもこの本はただ面白かった
東西南北で特徴が分けられるって面白い!
わかりやすいし
芸人さんって実際これだけトレンドを読んでネタを作るんでしょうか
(くるまが考察するタイプなだけかな)
なんかある種の才能とそれを磨くことで成り立っているのがお笑いなのかと思っていました
私のファイトスタイルは北お笑いかも知れない…!とか考えるの楽しい
本の感想
これは絶対連覇後に描かれた2巻が読みたい
くるまの言葉をすごく聞きたい
お笑い芸人への過剰な考察ってちょっとイタいのかな…って思ってしまうけど
【これまで】にすごく考え込んでしまった
まず、自分の人生も、受験も就職もうまくいっちゃったよぉ…って感じだったから気持ちがわかった
もっと努力しているとかでそれに相応しい人間押しのけて自分が掴み取ってしまったよぉっていう感じ
どうしようもない運の力で勝者になった人間
それをなんで?っ思ってしまう
実力が伴ってないよ。怖。
でも、私には根拠のない「自分が選ばれるのは必然」っていう思いがどこかしらにあるけど(やばい)くるまさんは違う
才能とか、勝負事に勝つ力とか
そんなのがあったら普通努力したくないんですよ
でも周りを勝たせたくもない
勝つのが自分のアイデンティティじゃん
そう思わなかったんですか
くるまさんは特別現実が見えていて、だから普通に謙虚で
だから努力できるんだろう
(ここで弱いサブタイ回収)
漫才を見ていてくるまに感じることは才能より鍛錬
どんだけ練習してきたんだこれ・・・って感じる
みんなが必死に努力してくる場にいる中自分は運で勝ってきましたなんて反感買うじゃん
それを表明してその上で努力する側になって結果出すなんて
憧れだよ
この本を読んで、くるまさんの生き方に出会えてよかった
これは道標になってしまうかも知れない
芸人に無駄にガチ勢衆の仲間入りか?恥ずかしいナ…
働き方とか生き方がただすごい
自分の業界に対する分析と歴史の考察と+プレーヤーとしての能力を磨く姿勢と、って
実際に働くのに真似しなきゃいけない部分だなぁと思った
(てかなんでくるまはお笑い始めたんだろう)
他の業界行っても彼は成功しただろうなあ
自分のいる業界をもう一段階引き上げる覚悟
自我を消して自分を捨て駒の一つにする判断
色々己に課してそれを遂行する能力
すっっっっっごい
くるまさんからは個人的にすごく学ぶべきだなと思いました。
使命感
たまたまとか運で生きながらえた経験も、努力することに繋がるんだなぁ…
2024年m1、令和ロマンが一番面白かったです
熊猿めっちゃ笑った…
あと今日見た『子ども』って漫才好きだ…
これからもいっぱいYouTubeに漫才あげてください…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メモ
くるまの使命感はその人生があってのものだから
運に勝たされた意味があった?
やっぱり才能があった?
うまく言えない
意味づけは今と未来の自分がする