#80 つくっています
変化する一瞬がたまらない
朝からアカデミー賞の結果を気にしつつ、TBSラジオの新番組「ふらっと」を聞いたりと忙しない朝です。滝沢カレンさんの脳を通すとリスナーという言葉は“ラジオ聴き”となるらしく、ふふふ、となりました。
そんな今朝の報告はさておき、ここ最近おふたりは何かつくったものはありますか?
私はここ最近、パンやケーキをつくっています。YouTubeで見かけたパンづくりの動画をたまたま見かけたことでハマってしまったのですが、「これを食べたい」「あれをつくってみたい」という気持ち以上に、ひたすら生地をこねたいという欲が高まってしまいました。
粉に水やらイーストやら入れて練る、捏ねる。
最初はボソボソだった生地が次第にまとまっていく。
さらに力を加えて生地を捏ね続けていくと、ある瞬間に一気に生地にツヤが出て、しっとりし出すんです。
もうその瞬間がたまらない。
グルテンがうまく形成されるとそうなるようですが、手のひらに伝わるもっちり感や滑らかな質感に「おぉ…」とうれしくなるのです。
ただ、パン作りは本当に難しくて失敗ばかり。
「初心者でも簡単!」なんてタイトルがついた動画を見ながら作ってみても焦げたり生地が固くなったり。先日はリベンジだ!と思って「生食パン」のレシピに手を出してみたら、夜中の3時に生ゴミができあがるという痛い失敗もしています。
うまくできたのは最初につくったちぎりパンと2度目につくったくるみパンだけ。あとはもうとことん失敗しています。それでも次はクロワッサンをつくりたいなあ。ああ、また失敗するんだろうなあ。
生焼けで即ゴミ箱行きになったネトネトした何か
側面が真っ白で生地ガッチガチだけど食べられなくもない正四面体
トップ焦げ焦げサイドボロボロの山型食パンらしき何か
丸太らしきバゲット(でもBLTサンドにして食べた)
ですがね、「パンが無理ならケーキをつくればいいじゃない」ということでキャロットマフィンとキャロットケーキをつくったんですよ。
栗原はるみさんのサイトに掲載されていたにんじんマフィンのレシピからそのおいしさにはまり、先日はホールでつくってしまいました。ふんわりと香るシナモンの風味がいいんですよね。これは大成功。前世はパティシエなのかと思った。
時々ふと、パンやらケーキやらつくる時間をもっとクリエイティブなものづくりに使った方がいいのでは?と思うこともありますが、今の私にはこれが心地いいのでしょう。餅は餅屋ならぬ「パンはパン屋」をまざまざと感じていますが、もう少しだけ、生地との戯れを楽しみたいと思います。
及川恵子