絵を描くことが好きな私がファーストキャリアに映像業界を選んだ理由
2023年4月にLIGHT THE WAYに入社した水野有彩と申します。この記事では元々イラストレーターになりたいと考えていた私が映像制作をメインとするLIGHT THE WAYに入社した経緯や、趣味や今興味を持っていることなど自身のことについて紹介できればと思います。
LIGHT THE WAYに入社する前は、武蔵野美術大学デザイン情報学科にて学んでいました。様々な専攻分野がある中で、グラフィックデザインだけでなく、映像、音楽、インスタレーションなど、とにかく自分の好きな分野を学んでいました。
イラストレーションから映像へ
出身は山梨県北杜市。山の中、自然と猫に囲まれた幼少期時代を過ごしました。とにかく絵を描くのが好きで、小さい頃から大学受験まで毎日描き続けているような子供でした。子供の頃はずっとイラストレーターになりたいと思っていて、そんな私が映像に興味を持ち始めたのは大学一年生の時です。
大学に入るまではイラストレーションしか頭になかったのですが、映像の科目があることを知ってからなんとなく「自分のイラストを動かしてみたい!」と思い、独学でほんの数秒のキャラクターアニメーションを作り始めたのがきっかけです。
大学二年生で念願のiPadを手に入れて、そこからは作画アニメーションがすごく楽しくて、よく制作していました。
映像ジャンルの中でも特に好きなのが作画アニメーションです。味のあるタッチで自分のイラストをアニメーションにしていき、今まで静止画でしかなかった表現に動きが加わることがとても嬉しく、惹き込まれていきました。学生時代のアルバイトでも作画アニメーションのお仕事をちょくちょくしていました。
アルバイトではWebのアニメーションやCM、MVなどやりましたが、特に印象的なのはMVのお仕事です。4分弱くらいある映像を2ヶ月くらいかけて制作したのですが、寝る時間を削って制作する時もあり、とにかく大変でしたが、MVをみて感動したと言ってもらえた時は、苦労が報われた気がしてとても嬉しかったです。自分以外の誰かのために映像を制作したことが初めてで、達成感と緊張感でいっぱいでした。
アニメーションを制作する上で「観察すること」を特に大切にしています。単純な人間の動きは意外と難しく、自然な動きや、魅力的に見せるためには、デッサンも同じですが、まず描きたいものをよく見ないと始まらないと思っています。よく見ているものほど、頭の中だけでどのように動くのかイメージできるようになり、表現の幅が広がると思います。一枚一枚描くことは相当な根気と労力が必要で本当に大変ですが、自分の絵を自分で動かせる、というのはとても楽しいです。
やりたいことを狭めずに就職活動
学生時代はやりたいことを一つだけに絞っていなかったため、就職活動は自分に合う会社を探すのに苦戦しました。就活は4年生の夏からと、結構遅めのスタートでした。
映像制作だけでなく、デザインも好きな私は、自分のやりたいことができる会社をどう見つけるかに悩み、もっと様々な映像プロダクションを見つけたいと思って手に取ったのが『映像作家100人』という書籍でした。その中でLIGHT THE WAYを見つけ、今の自分にやりたいこととマッチしていると感じてインターンに応募し、晴れて入社となりました。
実際に入社して、入社後はCMのシナリオを書いたり、記事を書いたりと、初めてやることの連続で、毎日が新鮮でチャレンジ、といった感じです。自分のやりたいことがさらに広がっていく一方、今まで独学でソフトを触っていた分、知らないことが多く、自分の未熟さを痛感しています。先輩方の足を引っ張ることのないようこれからどんどん磨いていきたいです。
また、会社に入って、先輩方からフィードバックをいただけることで自分の中になかった新たな視点が増える機会が多いです。
今までのように自分が作りたいものだけを作っていた学生時代とは違い、何を求められているかを正確に判断できる力や、伝える力、それをデザインする力をたくさんつけていきたいなと思っています。そして、自分の得意分野である作画のお仕事もどんどんやってみたいですし、自身の制作も止めることなく進めていきたいです。
映画を見ることも好きなので見せ方や演出のインプットにしていけたらなと思っています。
緑に囲まれ音を作る
最近のマイブームは植物を育てること。実家では自然に囲まれた生活を送っていたため、家の中に緑がないとなんだか寂しく感じてしまいます。
家の中には現在4種類ほど育てている緑たちがいます。可愛い花瓶を集めることにもハマっていて、ガラス製の美しいフォルムの瓶などにとても惹かれます。
一時期、ベランダでバジルとかが育てられたら料理が楽しくなるのではと思い、家庭菜園をしてみたこともありました。虫が寄ってきてしまい収穫に至るまでに断念しましたが、苗木からではなくタネから育てていく過程がとても楽しく、成長を毎日楽しみに見ていました。植物は私の生活の一部となって、リラックスして制作できるよう支えてくれています。
緑が着々と増える部屋で、音楽を作ることもしばしばあります。昔から音楽を聴きながら絵を描いていて、私の中で音楽は絵を描くことと、切っても切れない関係です。
自分の頭の中に浮かんだイメージを感覚で音にして、いいサウンドになったら嬉しい、と言った感じで自分の思うように好きに作曲するので、本当に遊び感覚です。アンビエントミュージックのような共感覚的な音楽を作るのが好きで、聞いていると自分の記憶の片隅にある情景や匂いを感じたり思い出したり、懐かしい感覚になるのがとても心地良いです。
いずれは、音楽に関わるお仕事もしたいと思っていて、MVを制作するお仕事ができたらとても嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。趣味の話や好きなことの話ばかりになってしまいましたが、私のことについて知っていただける機会になったら嬉しいです。
今後も「私たちの声」にて携わった案件や、社会人になってからの新しい生活を通し学んだこと、変化していく考え方などを記事にしていけたらと思います。
また、次回の記事でお会いしましょう。
編集者:高橋直貴 https://twitter.com/nao4200
記事を書いた人:水野有彩 https://twitter.com/yua_mizuno
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