vol.5_0みなと個別指導塾 理念1
理念とかの話をする前に
見切り発車で一号店の話をした
どうも川口です。
どんな塾かも知らずに
塾やってるよって言っても
親近感持てないですよね(反省)
ということで理念にまつわるお話を
少しばかり(と言って長くなる可能性あり)
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むかーしむかしの
吉田松陰の開いた「松下村塾」の時代から
脈々と日本に受け継がれてるこの「塾」という言葉。
wikipedia先生によると
「門の両脇に設けられた部屋」を指す言葉で、その小部屋で家族や使用人にものを教えたことから、私的な教育の場を意味するようになった。
とのこと。
「公教育」とは国、都道府県、市町村区などに設置され
「日本のための」教育機関であるのと相対し
「私教育」というものは、その創設者の想いから来るもの。
人の思想となればそれが拡大すると日本人の抵抗の強い宗教色にも近い状態にもなるわけであるが、「人を育てる」ことに「王道」というのはいつの時代も答え1つだけではなく、価値観によって行ったり来たりするものだ。
現代は体罰の禁止、ゆとり教育(総合的な学習の時間)の推進など小波、大波あれど流行、トレンドが歴史を左右しているものだ。
軍国主義や富国強兵、そして天皇のための時代が終わり、国民のための時代が幕を開けてもう少しで80年。世代交代なども含めて戦争を経験していない、そして戦争世代の親を持つ世代も一線を退いた中で、新時代の価値観を創るのは、今を生きている若者である。
昔はどちらかというと
「右に倣え」の時代。
「集団」行動での活躍ぶりが一番の評価対象。
学校でいえば、生徒会長、学級委員長など「長」のつくものばかりが
持て囃される時代。
ただそれはもう昔の話。
今は「集団」ではなく「個」の力を示す時代が到来してるわけである。
まだまだ公教育では「集団」の価値観を大事にしてる分、
「個」の価値観を尊重する文化がなかなか根付かないのも事実。
ただ昔に比べ
終身雇用の時代の終焉と共に
独立して会社を作ったり
個人事業主として生計を立てたり
投資で生活したりする層も増えてきた。
他の人と違うことをすることが恥ずかしい時代から
他の人との差別化(区別化?)する時代の到来を迎えたのだ。
平成→令和への変化の中で
「集団」→「個」と変化しているこの時代に大事になってきているのが
「アイデンティティ」「自尊心」「承認欲求」であると川口は考える。
みなさんもよく耳にする言葉かと思う。
これらの言葉は「右に倣え」の時代には必要のなかった言葉。
「個」の時代が到来した中で
「アイデンティティ」を持つこと
「自尊心」を保つこと
「承認欲求」を満たすこと
が非常に難しいのが現代の若者である。
一人ひとりの責任などを求められなかった連帯責任時代と比べて
一人ひとりへの負荷が重い。
なので、昔よりも精神疾患に陥る数も増えていると思う。
自殺者が年々増えているのは
不景気などもあるかもしれないが
急に「集団」から「個」を求められた時
自分自身を防御する術を若者はあまり持ち合わせていないから
ではないかと思う。
同時にSNSが発達したことにより
誹謗中傷を平気で書き込める時代が到来した。
これも自己防衛機能の能力が必要で
これ自体も勉学とは関係ないものである。
そんな時に1番大切な能力は
『自分で考えて、自分で行動する力』であると
川口は考える。
自分はどんな人間なのか?
自分らしさとはどんなものか?
自分が大切にしているものは何か?
自分が得意なものは何か?
自分が興味のあるものは何か?
それらを思春期に悩みながら成長していく中での
伴走者としての存在が必要である。
昔は家に帰ればお母さんがいた時代もあったが
今では学校から帰って一番最初に今日あった話を
「個別」に聞いてあげられる存在は学童か塾か習い事の
先生が担っているといっても過言ではない。
社会的役割が家庭的役割まで担っている時代なのだ。
「集団」ではなく、「個」の時代における
「アイデンティティ」の形成
「自尊心」の向上
「承認欲求」の充足
のできる包括的な環境づくりが
現代の若者には必要不可欠である。
「塾」の役割として皆さんが一番に思いつくのは
勉強をする環境、成績を上げる環境であるも間違いない。
勉強をする、成績を上げるのはあくまで過程の一つであり
真の目的は
「アイデンティティ」の形成
「自尊心」の向上
「承認欲求」の充足
それを磨く上で『自分で考えて、自分で行動する力』を
養っていってもらえたら一番やりたいこと、伝えたいことが
果たせる環境づくりができたなと自分で思う。
少しばかりと言っていたにも関わらず
ほら長くなった笑
結局塾が掲げてる理念について
触れられていないので
それはまた明日!!
ただ根底にはこの想いがあることを
先にお伝えしてから塾の理念を話したかった!!
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