『Pillow talk diary』自分に戻る昨晩は鋭利
指先って色気よね
丸みを帯びたりごつごつしたものとは違う
細くて鋭利で、それでいて温かい。
表現者全てに言えることだけれど、指の先、爪の先まで神経を研ぎ澄ませて伸び切った人間はもはや芸術だと思うのよ。
なんでなんだろう
人って刃物みたいな物を好むわよね。
芯まで貫きそうな針だとか
触れただけで切れるナイフだとか
昨日私に触れた左手だとかあれだとか。
傷つくと分かっていてもなのかな
傷つくと理解した上でなのかな
私は表現者としてこの気持ちを計り知れないわ
まあ昨晩の私はただの人間だったけど。
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