【DNA - ディーエヌエー】様々なユーフォルビア種が交雑されたユーフォルビア オベサ
【DNA - ディーエヌエー】
簡単に言うと生き物の設計図。
DNAが交雑されたオベサとは
様々なユーフォルビア属のDNAが掛け合わされることで意表を突くユーフォルビア オベサが誕生します。
交雑は自然界で育つ植物にとってはごく当たり前な事で、ユーフォルビア オベサの長い歴史の中でも花粉が風に乗り、虫が運び。
これによってユーフォルビア オベサ以外のDNAが交雑され続けてきました。
現在ヨーロッパのナーセリーでは交雑が手作業にて行われています。
なぜわざわざ手作業で異なる種のユーフォルビア属を交雑するのか。
その理由は「意表」。
これによって思いもよらないユーフォルビア オベサが誕生するからに他なりません。
横に太る
背丈を伸ばす
木質化しやすくなる
捻じれやすくなる
綴化、石化する
などなど。
見たこともないユーフォルビア オベサはこのDNAの交雑によって生まれることが多いです。
よく耳にする「ハイブリッド」というキーワード。
「ユーフォルビア オベサとユーフォルビア ◯◯のハイブリッド株」とか。
一部の植物愛好家の方々から残材に扱われている気がします。
そんなに「ハイブリッド」であることって悪いことですか?
ではあなたが飼っているユーフォルビア オベサに別のユーフォルビア属のDNAが入っていないと断言できる根拠は何ですか?
むしろそのDNAが入っているからこそ今のその姿になっているのでしょうし、家に連れて帰ったわけで。
何でもむやみやたらに否定するのは良くないと思います。
むしろ交雑されているからこそ希少価値が高いのです。