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#死にたい

散弾銃で死のうと思ってしまった

散弾銃で死のうと思ってしまった

 今年の春、猟銃を手放すことに決めました。猟師をしたくて山で暮らし始めてから6年目の春でした。
 猟師を目指すことに決めたのは、猟師を仕事にしたり、有害駆除と呼ばれる取り組みに参加して、お金を得るためではありませんでした。単純においしいお肉を自分の手で捌いて食べたい。自分も山で1匹の生き物として他の生き物と対峙したいと強く思っていました。

 実際にカモを撃ったり、イノシシを山でとって、里まで引っ

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