FNに聴く曲5選
新企画、DAIGOふうに行きましょう。千鳥の大悟ではなく、北川景子の旦那さまのほうです。(F) フォーリン・イン・ラブで (N) 泣きたいときに聴く曲、あるいは、(F) 二人っきりで (N) 寝そべっているときに聴く曲。それにしても、恋愛中に泣きたくなるとき、って失恋や別離だけではないですよね。愛おしくて、愛おしすぎて、自然と涙が溢れてくることだってあります。このうえなく幸せなら、時間の存在が無情に感じられることも。
いずれのシチュエーションでも、そこに音楽があれば人生はいっそう彩られます。ぼくのお薦めの 5曲をどうぞ。
お断りしておきますが、5曲に序列/ランクはありません。ただし、選別に悩んだ場合は、できるだけ世間的にマイナーなほうを採っています。~ 真実は少数者の側にあり ~ 、誰の言葉だっけ。まあ、そういう意味では、見知らぬ楽曲とのステキな出会いになれば、と思います。
☆fireflies☆
Title fireflies
Artist SayCet
Album 「Through The Window」2010
Comment SayCet はフランスのエレクトロニカ/IDM のプロジェクト。ドリームポップふうの女性ヴォーカルが儚げに美しいです。
☆Mit Den Zugvogeln☆
Title Mit Den Zugvogeln
Artist Novalis
Album 「Augenblicke」1980
Comment ジャーマン・プログレの叙情派 Novalis。このアルバムは捨て曲なし、21世紀でも鑑賞に耐えうる逸品です。
☆Old And Wise☆
Title Old And Wise
Artist The Alan Parsons Project
Album 「Eye In The Sky」1982
Comment この歌詞は堪りませんね。1番と 2番で主語人称が入れ替わる次のフレーズ、もう号泣です。When they asked me if I knew you , I'd smile and say you were a friend of mine. → When they asked you if you knew me , remember that you were a friend of mine.
☆Irene☆
Title Irene
Artist Kayak
Album 「Starlight Dancer」1977
Comment Kayak はオランダのプログレ・バンドです。この曲、本当にレコードの盤面が擦り切れるぐらい聴きましたね。他にも、Kayak には甘美でリリシズム溢れる作品がたくさんあります。キーボード Ton Scherpenzeel のクラシック素養がバンドの肝です。
☆Hoppipolla☆
Title Hoppipolla
Artist Sigur Ros
Album 「Takk」2005
Comment 思えば Sigur Ros も随分メジャーになったものです。「( )」「Takk」の頃がいちばんよかったかも。娘の結婚式、ラストの「両親への感謝の手紙」で娘がこの曲をかけてくれました。映画「We Bought A Zoo」でも効果的な使われかたをしていました。
5曲、いかがでしょうか。今日まで 40有余年も生き残ってきた曲があるのですから、この先もきっと 100年ぐらいは余裕で人々の記憶に。そうなることを願います。今回の選抜 5曲のなかで、そのアーティストのなかで、もっともマイナーなのはおそらく Novalis と SayCet でしょうから、↓ にぼくのプレイリストを貼り付けておます (他のアーティストは個別記事で採りあげる可能性もありそうですし)。
少しでも興味を持っていただければ、新たな音楽との幸せな出会いになれば、こんなに嬉しいことはありません。ピース――。
それでは、また。
See you soon on note (on Spotify).