⛈️梅雨、🌀台風が来ると体調が悪くなるのは ゛気象病゛❓
☂️雨の日や雨が降る前や🌀台風などの低気圧の接近に伴い😣頭痛や関節痛がひどくなる・関節リウマチ・関節痛など不調を感じたり、台風が近づくと😩古傷が痛む、気温が下がると喘息発作が起こりやすい気がなどの経験
ありませんか❓
こうした天気・気圧変化で起こる体調不良を「気象病」と呼びます。
天候が影響するので「天気病」と呼ばれることもありますが、何れにしても不調を起こす症状の総称であり、正式な病名ではありません。
この天気病について幾つかの調査があります。
Ⅰ.京都大学が関節リウマチ患者2,000人余りを対象に行った調査では、
関節の腫れや腫れた部分を押すと痛む圧痛の程度は気圧が低下する時に
高くなり、特に3日前の気圧低下が最も関連すると報告しています。
Ⅱ.ロート製薬とウェザーニュースが調査をしたところ、気圧変化に伴い
約60%の方に自覚症状があり、性別では女性の方が多く、年代別では若い方に頭痛が多く、加齢と共に肩こりや首こり、関節痛の割合が増加していくとのことでした。
🛫飛行機やエレベーターの中で、耳がキーンとする経験がありますが、
体のなかで、気圧変化を感じる器官は、👂耳の奥の骨にある内耳です。
内耳は、聴覚と平衡感覚に関係する器官で、気圧のセンサーが備わって
おり、天気が崩れて気圧が下がるとセンサーが感知し脳に伝わります。
気圧の変化は体には負担となるため、脳にはストレスとして伝わり、自律
神経が乱れる要因となります。
気象病の対策で、最も基本的なものは生活習慣の改善です。
規則的な食事・適度な運動・十分な睡眠をとり十分な水分摂取が大切です。
自律神経を整えるために、特にビタミンB・亜鉛・マグネシウムを摂りましょう。貧血だと気象病が悪化することもあるので、女性の方では鉄分も大切です。むくみを取る利尿作用のあるカフェインが含まれている飲み物や緑茶もお薦め、コーヒー☕に含まれるカフェインは、血管を収縮させる働きが
あり、頭痛の原因の一つである血管拡張を抑えるため、頭痛の緩和も期待
されています。
その他、気象病の対策を幾つか挙げてみます。
1️⃣ 🌄朝起きた時、カーテンを開けて日の光を浴びると体内時計が
リセットされ体のリズムを整えられます。また体を動かすことを習慣
にして、ストレスに対応しやすい体をつくりましょう。
ストレッチや🚶♂️ウォーキングがおすすめです。
2️⃣ ツボ押し
内関(ないかん) ➡ 手のひらが自分に向くようにして、手首のシワから薬指・中指・人指し指の3本分の人指し指のところ、手のひらを握った時にできる腱と腱の間に位置です。
完骨(かんこつ)➡ 耳の後ろに少し出っ張っている骨の部分で、その周り
を軽くマッサージしたり、髪の生え際辺で凹んでいる部分を温めるのが
おすすめです。
3️⃣ マッサージ
気圧の変化による頭痛には、👂耳の血行を良くする耳のマッサージが
おすすめです。くるくる耳マッサージが紹介されています。
詳しくは下記のアドレスを参照して下さい。
①親指と人差し指で両方の耳を軽くつまみ、上下横に5秒ずつ引っ張る
②耳を横に軽く引っ張りながら、後ろ方向にゆっくりと回す(5回)
③耳を包むようにして、軽く折り曲げ5秒キープ
④手のひらで耳全体を覆い、後ろに円を描く様にゆっくりと回す(5回)
4️⃣ 漢方薬
漢方では、気象病を「水のめぐりの悪い状態」としています。水分の流れを促す漢方薬として、五苓散(ごれいさん)があります。
五苓散エキスの市販薬は、
①キアガード(ロート製薬)、②テイラック(小林製薬)があります。