🩹カプセル内視鏡検査、知っていますか❓
「カプセル内視鏡」は、やや大きめのカプセル📌の中に超小型カメラと撮影画像を送信する機器を内蔵した医療機器です。
そのカプセルを水と共に飲みこむと胃・小腸~大腸間を移動しながら撮影します。飲み込んだ🩹「カプセル内視鏡」は、胃通過時間が約40分、小腸通過時間が約5時間。この通過中に1秒間に2~6枚の画像撮影し、約8時間に渡り約5万枚の画像を撮影出来、小腸~大腸の8割の撮影観察が可能です。
検査は検査8時間前から絶飲食になりますが、適量の水と共に「カプセル内視鏡」を飲んだ後は、カプセルからの送信される撮影データを受ける専用ベルトを装着する必要はありますが、普通の日常生活(仕事・家事)が可能です。2時間後から水を飲む事も、4時間後から軽食可、約8時間には、通常の食事が出来ます。但し、激しい運動は❌です。
なお、カプセルは排便と共に自然に排便で排出されます😮(排出されたカプセルは所定の回収バッグに入れて、自治体・病院ルールに従い、廃棄)。
因みに再利用はされません😲。検査終了後、検査結果は撮影枚数が多い事もあり、数日後に説明があります。
📌カプセル内視鏡のサイズ
➡ 小腸カプセル内視鏡:長径26mm×直径11mm
大腸用カプセル内視鏡:長径32mm×直径12mm
🔹メリット ➡ 通常の大腸内視鏡検査に比べ、大腸にガスを注入しない・
肛門からの挿入しないことなどストレス恥ずかしさも無い検査です。
🔸デメリット ➡ あくまで撮影のみで、ポリープの有無は調べられますが、ポリープ切除や生検は出来ません。
<カプセル内視鏡の対象>
⭕検査の対象者はざっくりと言うと、①小腸・大腸の病気が疑われる方、
②小腸・大腸の病気の経過を見る必要がある方です。
①小腸の病気が疑われる方・病気の経過を見る必要がある方
・腹痛・腹満の症状があり、CTや大腸カメラ検査を受けたにも関わらず
原因が不明な方
・原因不明の血便が続く方
・クローン病やベーチェット病などで治療中の方
②大腸の病気が疑われる方・病気の経過を見る必要がある方
・腹痛が続く方や血便が続く方
・潰瘍性大腸炎などで治療中の方
⭕検査費用
小腸カプセル内視鏡検査 ➡ 1割負担:約1万円、約3割負担:約3万円
大腸カプセル内視鏡検査 ➡ 1割負担:約1万円、約3割負担:約3万円
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