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薬局の疑問点、お答えしますシリーズ①(広さ・薬剤師数・年齢幅など)

 皆さんは、薬局により薬剤師数や広さが違う?ドラッグストアとの違い等色々と疑問があると思います。何回かに分けてQA形式でお答えします。

Q1:調剤薬局とドラッグストアは違うの?
A1:調剤薬局は、処方せんをもとに「保険適用」となる医療用の医薬品
を調剤する薬局で、保険薬局と呼ばれることもあります。ドラッグストアは、OTC医薬品や化粧品を中心に、日用品・食料品の販売をしている小売店です。調剤薬局の許可を得て、店内に調剤薬局を備えている所もあります。

Q2:調剤薬局は、全国に何軒あるの?
A2:約6.2万軒で18万人の薬剤師が働いています。1店当たり2.6人です。

Q3:1つの薬局の薬剤師数に決まりはあるの?
A3:処方せんの枚数で勤務する人数規定があります。 1日当りの処方せん枚数が40枚を超える毎に薬剤師1人 を配置する決まりです。
例えば1日の処方せん数が41枚以上であれば、薬剤師は2人必要になります。
つまり、薬剤師の人数が多い ➡ 処方せんの枚数(患者数)が多い薬局と
言うことです。

Q4:薬剤師は、女性が多い様に感じるけど?
A4:男性が4割、女性が6割ですから、女性が多いと言うのは事実です。

Q5:薬剤師であれば、調剤薬局で働けるの?
A5:いいえ、調剤薬局で、薬剤師として働く場合は、薬剤師資格だけで
なく、厚労省出先機関の地方厚生局に「保険薬剤師登録」が必要です。

Q6:薬剤師は、若い方だけでなく、年配の方もいるけど年齢分布は?
A6:
最近は、大学卒で直ぐに薬局に就職する方が多いので、確かに若い薬剤師も多いです。年配の方は以前に病院勤務や製薬メーカー勤務などから転職された方が多いと思います。年配者だから薬局薬剤師としてベテランとは限りません。

Q7:薬局の広さに決まりがあるの?

A7:薬局の大きさには決まりがあります。調剤室・医薬品保管設備・待合室などで「6坪以上」必要です。また待合室から調剤する室が見える様にしなければなりません。
 次回②に続きます!


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