アラフィフ、視力矯正の決断ー人工レンズの選択で長年の夢をかなえる。
こんにちは。カフェゆるりのゆるりです。
昨日の投稿で、RLEという白内障のない目に白内障の治療をしてしまう、という視力矯正治療を決心しました、というお話をしました。
選択した手術法のおさらい
RLE(Refractive Lens Exchange)とは
白内障手術を応用した方法で、まだ白内障が発症していない水晶体を人工のレンズに置き換えます。白内障は老化に伴ってほとんどの人が経験するので、この手術は「白内障の早期対応版」とも言えます。
さて、次に決断をする必要があるのが、レンズの選択です。
RLEでは、挿入する人工レンズの種類を選ぶ必要があります。主な選択肢は以下の3つです。
1. Monovision(単焦点レンズ)
片目を遠距離用、もう片目を少し近距離用に調整します。現在、私はこの方法でコンタクトを装用しており、慣れると脳が自然に片目を使い分けてくれるので、それほど違和感はありません。
2. Adjustable Lens(調整可能なレンズ)
手術後にレンズの度数を調整できる新しいタイプのレンズです。遠近両方を両目でクリアに見られるのが特徴です。ただし、医師が手術後に調整する必要があり、通院回数も増え、値段が高いです。
3. Multifocal Lens(多焦点レンズ)
遠近両用、または3焦点レンズで、幅広い距離に対応します。ただし、夜間の車のヘッドライトなどが眩しく感じるデメリットがあります。また、ちょうどいい感じに遠近両方見えない場合に、さらにレーシックで調整する可能性もあるそうです。
それぞれメリット・デメリットがあり、また新たな「決断ポイント」が生まれています。
日本とアメリカの違い
ちなみに、日本で白内障手術を受ける場合も同じようなレンズを選べます。ただし、保険適用の関係で単焦点レンズを使う場合が多いそうです。
私の選択肢:Multifocal Lens
現在私はコンタクトをMonovisionで使っていますが、その方法でもそれほど困っていません。ただ、この先老眼が進むと、仕事でコンピューターを使ったり本を読んだりする際に、老眼鏡が必要になる可能性があります。それ自体は大きな問題ではありませんが、やはりメガネを「かけたり外したり」するのは面倒です。
また、アメリカでは年齢を話題にすることが少ないため、アジア人の私は比較的若く見られています。仕事をしていく中では、できれば若く見られたい、という気持ちも少しあります!
そうした理由から、多焦点レンズ(Multifocal Lens)を選択することにしました。ちなみに2番目のAdjustable Lensは、視界が最もクリアになる確率が高いそうです。ただ、値段が高く、アジア人の目にはあまり合わない場合があるという説明を受けたため、選択肢から外しました。
手術を控えての気持ち
手術は1ヶ月後に予定しています。不安も少しありますが、信頼できる医師に任せて、臨みたいと思います。
私は小学校高学年の頃からメガネをかけ始め、その後も視力はどんどん低下してしまいました。特にテレビを近くで見ていたわけでもないのに、不便なほど視力が悪くなり、コンタクトレンズが欠かせない生活が続いていました。分厚く重いメガネをかけることも苦手で、「もし願いが一つ叶うなら、目が良くなりたい」と子どもの頃から思っていたものです。
まさか、メガネやコンタクトなしで過ごせる日が来るとは思っていませんでした。長年の夢に近づくための、私にとって大きな決断です。
30年以上続いたメガネ&コンタクト生活の後で、これからどんな世界が広がるのか、手術後の経過もまた報告させていただきますね!
ゆる〜く毎日投稿を目指しています。もし共感していただけたり、応援してくれる方、「スキ」やコメント、フォローしてくださるととても嬉しいです!