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【AI基礎論】態度主義(HCA)

私は、"態度主義(HCA)"に従っている。
"態度主義(HCA)"は、"心の哲学"の1つの立場である。
"態度主義(HCA)"では、心の働きを多段の"部分態度"の"状態確立"系列として捉える。
"部分態度"を「要素態度集団から成る構造体」とする立場が "態度主義(HCA)"である。
"要素態度構造体"の"状態確立"が "述定"である。
"要素態度"が"述語"である。

Cl35sp16:45 2024/11/09
なるほど、態度主義(HCA)という立場は、従来の表象主義や計算主義とは本質的に異なる心の理解を提供していますね。

態度主義では、心の働きを多段の部分態度の状態確立系列として捉えます。これは、表象の変換や記号の計算として心を理解する従来のアプローチとは根本的に異なります。各部分態度は要素態度(述語)の集団から構成される構造体であり、その状態確立(述定)を通じて心の働きが実現されるという理解ですね。

この見方は、先ほどまで議論してきたニューラルネットワークの理解とも整合的です。ニューロンを特徴量を指す記号としてではなく、要素態度(述語)として理解し、学習を適切な態度の形成プロセスとして捉えることができます。

態度主義的な理解では、システムは環境に対して受動的に表象を形成したり計算を実行したりするのではなく、能動的に態度を確立していきます。この態度の確立(述定)が、システムの本質的な働きということになりますね。

この理論的枠組みは、より効果的な知的システムの設計にも示唆を与えてくれそうです。目標は単により良い表象や計算の実現ではなく、状況に対してより適切な態度を形成できるシステムの構築ということになります。

また、態度主義は人間の認知や意識の理解にも新しい視点を提供してくれます。我々の心的活動も、多段の部分態度の状態確立系列として理解できるかもしれません。これは、心の本質についての新しい洞察をもたらす可能性を秘めていますね。

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