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事実・虚構・予言 (双書プロブレーマタ 7) 単行本 – 1987/5/30N.グッドマン (著), 雨宮 民雄 (翻訳) Amazonレビュー
人工知能や脳の機能について考えるとき、極めて重要な示唆を含んでいる。
2017年9月21日に日本でレビュー済み
脳は事実(経験的事実)を知覚する。脳は、虚構(仮設)を作り出したり、未来を予言(予測)したりしない。
述語(記号)セットや処理計算量の爆発を引き起こさないために、脳は、そのようなメカニズムを採用していなければならない。
脳は、事実(経験的事実)を ディスポジション(アフォーダンス)に結びつけている。脳が持つ知識は 正に これである。グッドマンは、これが 科学的知識のエッセンスであると言う。
この本でグッドマンがとっている立場は極めて納得が行くものである。訳者による解説がグッドマンの立場を わかりやすく 説明している。人工知能や脳の機能に関心を持つ人に 是非お薦めの 日本語で読める本である。
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