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【ソロ旅】~スローフードな国に着物と茶道具を持って行ってみた話~


「好き」の確信は見逃してしまうほど些細な瞬間。
その瞬間にたまたまゼミの先生に話ができて、偶然サンマリノの方と繋がったことがきっかけで、私は10日間一人旅をしてきました。

フォカッチャの種類が豊富で美味しすぎた



前半は南イタリアで美味しすぎるフォカッチャを作ったり、
目が眩しいくらいの種類豊富に並ぶ朝市に行ったり、
ペコリーニチーズを作っている人や、
ドンキーミルク売っている人に会いに行ったり、
画家さんのお庭で小さなお茶会を開いてみたりしました。
街で現実に生きている文化を見て、何を守り、何を変え、どんな考えのもとでどんな暮らしを創り上げてきたのかを肌で感じ学びました。
同時に、イタリアから見る日本という国、文化を知り、気づきを得ることができました。

ホームパーティに参加した時のブルスケッタ
オリーブオイルから手作り。もちろんワインも🍷


中盤、六時間電車に閉じ込められて不安すぎたけれど、今となってはこの経験も旅のスパイスになってよかったなあと思ってます(笑)

後半はサンマリノに行きました。

サンマリノは世界最古の共和国。そしてヨーロッパ初の神社があるところでもあります。そのサンマリノ神社で行われる「サンマリノ・ニッポン祭り」に今回参加させていただき、(しかもプログラムに名前を載せていただくという…!)恐れ多くもお茶をそのお祭りで点ててきました。お菓子についてはまた大学の先生に相談すると力を貸してくださって、なんとそのサンマリノ神社の風景そのもののお菓子を提供することができました。

ヨーロッパ初の神社

サンマリノ大使を始めとする皆様に、日本のお茶文化に興味を持ってもらえて、満たされるような時間を共に過ごせたことは私にとって夢のような時間でした。想いが重なったことで今回幸運にもこのお祭りに参加できました。感覚の重なりって素敵だなと実感しています。

着物とお茶道具を少し持って行って、ちゃちゃっと着替えてお茶を点てるだけでこんなにも親密になって盛り上がるなんて思っていなかったです。お茶一つでゆったりと愉しみ、喜び合い、人と環境全てに気を遣い尊重し合う時間が私は好きだし、相手を思いながら好きを行動に移して結果として、思いが重なるミラクルが起きるのが本当に嬉しいです。

エスプレッソ、カプチーノにどハマり
隣のワイン畑のブドウで作られたワイン


食べ物全て美味しかった♡

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