ありのままを見る
ありのままを見る。と言う事ができると幸せであるという。
何も、力強いスキルを手にするとか、そう言うことでもない。
ただ、そこにいるだけで幸せである時にとても役に立つと言うことを何度か耳にした。
ありのままとはなんだろうか?
しかし、人の心は心もとないもので、なかなかこのありのままが掴めない。
しかし、よく感じ、考えてみると、そこには一定の答えがあるように思う。
ありのままとは、「もう既にそこにある全て」だ。と思う。
何か特別な状態にならなくてはならないと言うわけでもない。
そして、その大きな力が作った自分の一側面に寛ぎ安らぐことだけを目指している。
しかし、そこに特別な何かがあるわけではない。。。
何もしない。何も考えない。と言うとき、これほど強い武器になる状態はない。
ありのままを見つめる。深いけどとても簡単なことなのかもしれない。
屈曲せず、屈折しない境地に辿り着けば、そこにはありのままに見つめる境地がある。
何も無理して変えようとしていない。何も無理して捻じ曲げようとしていない。
ありのままの自分を大切にするというが、それはありのままの他者を大切にすると言うことでもある。
もう既にここにあるありのままを大切に、まるで地表から芽が出るように伸びていく。
それが本来の人というものなのかもしれない。