【復習】ジェンダー単元 2022年7月
LAP(リベラルアーツプログラム)のジェンダー単元の振り返りです。
◎講義の内容
・特権スコアが高い場合と低い場合の見解
・マジョリティとマイノリティについて
・アメリカの中絶の裁判の話やカナダの女性の人権問題
対話では様々な話題が出てきた。
自動ドアの例やブータンの例、スカートをはいた男性の話、ルッキズム、功利主義、男性へのケアなど。
◎講義やリフレクションを受けて
・マジョリティ、マイノリティは条件によって変わりうる可能性のある不確かなもので、様々な要素を含んでいる。
・マジョリティがいつも正しいとは限らない。特に意見を持たずにマジョリティだからそこに属している人もいる。同調圧力が働いている場合もある。それが正しいかどうかは個人の正義感に任されている部分もあると思う。自分の意見を持つことの重要性を知った。
・上の世代からの連鎖を断ち切るにはどうすればいいのだろうと思った。
・スコアが高いあるいは低い環境からその人の価値観がそれぞれ形成されていることがある。自分では当たり前と思っていたことは当たり前ではないかもしれない。完全に分かり合うことの難しさもある。分かり合えないことを理解するということが大切だと思う。もちろん、分かり合おうという姿勢も大切だと思う。
・何か背景があるのではないかという寛容さを持っていきたい。
・ラベリングや偏見、知らないうちに固定概念を押し付けてしまうことによって見えないところで人を傷つけてしまっているかもしれない。日常で気を付けようと思った。
・「男」「女」。これだけの言葉にどれだけの潜在的な情報や先入観が含まれているのだろうとつい思った。しかし、それを取り除くことは難しい。
・知らないほうがいいということもある。
・多様性という言葉の解釈として、お互いに違うことを認め合うということなのではないかと思った。
・個人の希望としては機会の平等、選択の自由、最低限の人権が保障されていれば比較的生きやすいのではないかと感じる。
・与えられた条件でベストを尽くしたい。その生活の中で自分だけの幸せや価値を見出していきたい。あるいは不条理に気にしないで生きていくという生き方もできる。
・誰かにとっていいことでも誰かにとって悪いことがある。全員が幸せになることが成立するのかという問いがたった。
社会を維持していくためには、格差なのかもしれないという意見もある。誰かがやりたくないことがやっている負の側面もあり、その犠牲の上に成り立った幸せもあるかもしれない。しかし、それで社会は成り立っている。
・一人の人間として人をみれるようになりたい。