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#4 本気で叱るってなんだろう

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初任者研修で、学習指導要領について教えてもらったり、授業づくりについて教えてもらったと思います。

でも、実際に、クラス担任をするとなると不安だではないでしょうか。

私の個人的な経験で、担任をする、もしくはしている先生方へアドバイスを書きます。

未来を創るのは教育です。
頑張ってください。

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「生徒に嫌われたくない」


このような気持ちは

誰にでもある当たり前の感情

です。

もちろん、私もそうです。

生徒は、怒る先生を嫌がる傾向にあります。

しかし、叱ってくれる先生は嫌がりません。
きっと、感謝するはずです。

ここで、重要なことが、怒ると叱るの違いです。

これは、研修でよく話をされると思います。

「怒るは感情的だから怒ったらだめだよ」って認識ではないでしょうか。


怒るは自分の感情をぶつけるもの。
叱るは相手へのアドバイス。

このように捉えます。

つまり、怒るは教員の感情発散のために、叱るは生徒が成長するために行うとも考えられます。

しかし、生徒の受け取り方によっても違いますよね。

いくら生徒のためを思って叱ったとしても、生徒は怒られたと感じる場合が多くあります。

これはどうしてでしょうか。

叱り方、その伝え方がとっても重要です。

まずは、「簡潔に、短く」伝えます。
例えば、座っていることができず、どこかの友だちの席へ移動してしまった場合、

「自分の席に戻りなさい。今は、〇〇を行う時間だよ。」


次に大切なことは、「その瞬間、その場で」伝えることです。

「あの時、こうしてダメだったよね…」

という伝え方だと生徒はイメージできず、その趣旨を理解できません。
また、記憶に差があるため、本当に忘れている場合もあります。

教員が重要に考えていることも、生徒にとってはさもないこと、叱られることと考えていない時もあります。

例えば先ほどの、座っていることができず、どこかの友だちの席へ移動してしまった場合、見つけたその瞬間に伝えましょう。

きっと、次にそのようなことを行う生徒もなくなります。


また、伝えるときは、名前をしっかり読んで、目をみて、落ち着いた声で伝えると効果があります。


最後に、最も気をつける必要があるのは、まったく関係のない出来事もついでに叱ってしまおうとすることです。
その時に関係のない出来事まで持ち出されると、誰だって気持ちが良くないはずです。

その場で、簡潔に、関係のない話はせず、落ち着いた声で叱りましょう。

叱ってしまい、生徒に嫌われることを恐れないでください。

生徒は、本気で叱ってくれる先生が大好きです。


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こんな田舎の現役教師の私ですが、悩み多き先生方のお役にたてる情報を発信していくので、よろしければ、フォローをお待ちしています。

お読みくださり、ありがとうございました。
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