#10 生徒の心を動かす話をすることについて考えてみた
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初任者研修で、学習指導要領について教えてもらったり、授業づくりについて教えてもらったと思います。
でも、実際に、クラス担任をするとなると不安だではないでしょうか。
私の個人的な経験で、担任をする、もしくはしている先生方へアドバイスを書きます。
未来を創るのは教育です。
頑張ってください。
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私の大好きな言葉
平凡な教師は、言って聞かせる。
良い教師は、言って聞かせる。
優秀な教師は、やってみせる。
しかし、最高の教師は生徒の心に火をつける。
常々、最高の教師になりたいと頑張っています。
しかし、生徒の心に火をつけるって簡単にはできません。
薄っぺらな話をせず、心を動かす話をここぞって時にすることが大切
だと思います。
とは言っても、心を動かす話ってどうすればよいのか。
経験から考えると、
心を動かす話って、
具体的かつ本質的なものである必要があります。
ここで、本質的なものを導き出すことが難しいという問題がでてきます。
それって、
考え抜くことで本質につながる
のではないでしょうか。
「考えること」
それぞれのところで、試行錯誤を繰り返し、考え抜いた末、見えてきたものが本質
考え抜くことで、人の心を動かす深さを生むのではないでしょうか。
生徒にも、物事をよく考える経験をつけて欲しいです。
中間試験に「創造的適応について具体的な企業や商品を用いて説明しなさい。」と出題するから、考えなさい。
中間試験に「なぜ、〇ルピスがロングヒットしているのか調べたことを踏まえて、ロングヒットするために大切なことは何か、自分の考えを答えなさい。」と出題するから、考えなさい。
って今日の授業で言いました。
大半の生徒は、授業で行ったプリントを振り返りながら、記載しています。
しかし、「先生、調べても出てきません。答えを教えてください。」と言う生徒が一人いました。
「〇ルピスのパッケージは、時代とともに変化し続けたよね。何でだったんだろう。そこから考えてみよう。」
「〇ルピスは、今、複数の商品を展開しているよね。何でだったんだろう。そこから掘り下げよう。」
「このシャーペンを何で買ったの?」「かわいいから」
「なんでかわいいと思ったの?」「地元に売ってないから」
「地元に売ってないとなんで買っちゃうの?」
「深く考えなさい。」という言葉で生徒は、深く考えられません。
やはり、ファシリテーションが必要です。
生徒に対して、ファシリテーションするのは教師です。
自分が深く考えるためには、自分自身でファシリテーションすることが大切だと思います。
私は、生徒の心に火をつける最高の教師になりたいです。
ただ、我が子の心に火をつけるのは至難の業です。
それも、ま、いっかと思っています。
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こんな田舎の現役教師の私ですが、悩み多き先生方のお役にたてる情報を発信していくので、よろしければ、フォローをお待ちしています。
お読みくださり、ありがとうございました。
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