直感磨き #166

なかなか決断できない。
何かを選ぶときにとことん、悩む、吟味する。
どっちが自分に向いているだろう、損したくない、得するためには?
せっかくお金を払うのだからと、コスパを気にしていろいろと下調べをする。

時間をかけて選んだところで答えがでてスッキリするのならいいけれど、悩むということは、即決に踏み切れない何かブレーキがあるということだ。

「めちゃくちゃ悩んだけれど、決めてよかった。」ならば、結局その悩んだ時間がちょっともったいなくて、さっさと決めればもっと良かったのだろうし、もっと残念なのは、さんざん悩んだ末に決断したけれど、やっぱり違ったな、と思うこと。
間違った選択をしてしまうのではないかと、悩めば悩むほどドツボにハマり、何がよくて何がよくないのか決めきれなくて、選べなくなる。

振り返ってみると、続いているものや、やってよかったと思うものは、決断や選択のタイミングでほとんど迷わず、最初から決まっていたかというくらいあっという間に決めている。
これが直感なのだよね。

選択肢が多く決断に悩む時も、さっさと決めて選ぶ、やってみる、とりあえず行動にうつすほうがよさそうだ。

息子は悩む時間が無駄だと思うのか、ほとんどの場合、あっと言う間に即決するタイプで、私と娘は悩みがちだ。
「もうちょっとちゃんと考えたら?」と言いたくなることも多いが、そんなこと言って彼の直感を鈍らせるのはもったいないような気もする。

優柔不断な私と娘は、例えば、外食するときには、3秒でメニューを選ぶ。コンビニでお菓子やアイス、ジュースを買うときなども同じで、身の回りの些細な選択の場面で、即決するようにしてみる。
早く決めた人が勝ち。10秒で決めるゲーム、そうやって遊んで楽しみながら親子で直感磨きをすると楽しい。

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