横浜散歩④ 〜レトロな西洋館へ〜
前回のお話は、こちら。
2日目は、ムスメのリクエストで西洋館へ。
暑くて、長時間外を歩くのはとても無理…ということで、石川町駅の近くにある「山手イタリア山庭園」の外交官の家と、ブラフ18番館を目指すことにしました。
ところが改札を出るなり、いきなり方角を間違え、一度駅に戻る失態。
さらに歩きだすと、途中から徐々に登り坂になり、暑さが余計にこたえ始めた私たちを待ちかまえていたのが、これ。
まさか、ここを…?
…いや、ここだよね…。(しばし、沈黙)
じりじりと夏の太陽が照らす中、ひたすら階段を登り続け、へろへろになる私たち。まるで、罰ゲームのごとく…。
この階段沿いに住んでいる方は、出かける度に、ここを登り降りしてるのかと思うと、尊敬の念しかわきません!
実は、後から気づいたのですが、この階段を使わない逆回りのルートも存在していました。
ガイドブックの地図では、普通の道扱いされていたので騙されましたー(泣)
やっと到着したころには、汗だく。
でも、素敵な庭園と洋館が待っていました。
明治政府の外交官、内田定槌氏の邸宅を移築し再現したそうです。
そして、こちらがブラフ18番館。
関東大震災後に建てられた外国人住宅を再現したもの。
オレンジ色のフランス瓦が、目を引きますね。
今度は涼しい季節に来て、もっと他の西洋館やお洒落なカフェなども、ゆっくり巡って歩きたいものです。
海の見える丘公園にも、行きそびれてしまいましたし。
また、今回は紹介しきれませんでしたが、みなとみらいにある帆船日本丸の見学も楽しめました。
大きな船内をくまなく見て歩けるので、船旅している客気分に浸ったり。
優雅な船長室から、ぎゅう詰めの一般船員室まで、あからさまに変わっていく待遇に世の無情を感じたり(笑)
無線室やボイラー室など、裏方の部分も見られるので興味深かったですよ。
今回は、お泊まりして2日かけましたが、まだまだ見たいところ、食べたいものがたくさん残っている横浜。
いいね、横浜。
楽しかったねー、また行こう!
…と、大満足で家路につく電車の中。
ふと、オットにお土産を買い忘れたことに、今さら気づく二人でした…。