手乗りインコへの道②

前回、「手が怖い」問題を無事に克服した、セキセイインコのクウ。

今では、手がそばにあっても逃げなくなったので、「あの〜…ちょっと邪魔だから退いて欲しいんですけど…」と、逆に困る時もあったりしますが（笑）

しかし、これで終わりではありません。
次に立ちはだかったのは、「全然外に出てこない」問題。

掃除の時には、扉を全開にしているのですが、一向に出てこようとしないクウ。
止まり木から下りようともしません。

もっと広い所で自由に飛んだり、遊んだりさせてあげたいし、もっとイチャイチャ触れ合いたい。
（あっ、後半につい本音が…）
無理に出すことだけは避けたいので、気長に待っていたのですが…。
お母さん、待ちくたびれましたよ。

ということで、ついに行動開始。
そして決行したのが、
「愛するオモチャを人質に」作戦。
実に汚いやり口です（笑）

まんまと
おびき寄せられるクウ

鈴ちゃん
ここにいたんだね

ふう
安心した

おっ、クウさん出るのか？
それっ、勇気を出して！

そして…
結局、出ずに終わりました。
ガックリ。
お母さん、寂しいです。

でも、その４日後。
何がきっかけかはわかりませんが、ついに、自分で扉から出てきてケージをよじ登り、てっぺんに到着。
しばらくウロウロ遊んでいました。

この屋上、いい感じ

高いところって
落ち着くなぁ

その後、喜んで出てくるようになるかと思いきや、相変わらずインドア派のクウ。
ても、数日に１回ぐらいは、外に出てくるようになりました。

時々飛ぶときもありますが、まだ下手くそなので、自分でもどこにたどり着くかわからない様子。
いつも、ドシャっと落っこちるような着陸です（笑）
毎回違うところに下りるので、後を追いかけて探しに行くと、台所のマットで呆然としてたり、小物を入れている箱の中に、ちんまり収まってたり。

お母さんに向かって飛んできてくれるのは、いつの日か…。
首を長くして、お待ち申し上げますよ。