暖かい日差しを
日傘でシャットアウトした私は、
太陽に向かって水鉄砲をピュッと撃った。

しかし、
ピュッと出た身体に良い水は、
太陽に届くことなく、
近くに咲いてたヒマワリにチュッとかかった。
まぁ、結果オーライと言っておこう。

はぁ……しかし、
連日太陽が元気良く顔を出してて鬱陶しい。
私は暑いのが苦手なんだ。
あとついでに、太陽のような人も苦手だ。
太陽のような笑みには、
水鉄砲をチュッてしたくなる。

それから、
太陽のように熱い人も苦手だ。
大抵そういう人って、
熱いどころか暑苦しいからね。
水鉄砲じゃなくて、
バケツでバシャーってしたくなる。
その熱さを冷まして、
表情を曇らせてやりたい。
多分、丁度良い熱さになると思う。

なんと言うか、
熱量だの温度だのって大事よね。
要はだから、
太陽みたいに生きないでほしいってことよ。
たまには雲に隠れててくださいってことよ。
そういうようなことなのよ。

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