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薄ミュ山南篇の感想を書き留めてみる

Twitter死ぬな

なんか最近Twitterもいよいよあやしいし、自分の感想をみかえせるようにしたいな…ということでnoteに残してみることにした。

薄ミュとの出会いは、2022年の「ミュージカル薄桜鬼 真改・斎藤一篇」だった。同年の観劇始めに輝馬くんに大変な衝撃をくらい、次は薄ミュに出るのかぁと思った頃には遅く、まさかの入院イベントが発生するなどしたが、なんとかチケットのご縁をもらって観に行ったことを覚えている。久々におけぴで取引したな…。予習が間に合わず、本当にミリしらの状態で前日に公式が配信してくれた予習動画で雰囲気を掴んで劇場にむかった。
当時の感想は、それこそTwitterに残していたものの見返すことができず悔やんでいるところなのだが、何も知らない状態で観た山南さんが変若水を飲むシーンでは、突然苦しみだした動揺を隠し切れなかったし、髪が白髪になったりそうじゃなかったりの場面の切り替わりに混乱をした。少しづつ状況を掴むにつれて楽曲とストーリーに惹きこまれていった、儚かった。
当日ラッキなーことに輝馬くんのカーテンコールの挨拶があり、気になっていたとてつもない桜吹雪に言及をし、京都まで花見をしに来てくださいと言っていたのが非常に面白かった。ミュージカル薄桜鬼は花見だったのか…昨今はSNSの拡散が大事な時代と言っていたものの、当人はそんなイメージがあまりなかったのでニッコリしたことを覚えている。会場もなんか笑っていて、なんで笑うんだよ!って言っていたのが、この販促担当、おもしろい…になった。その日の夜に、にわかながらにいつか山南篇が観れるのだろうか…とても観てみたいな…これが新規ハイ…新規ハイよ永遠にと心躍らせた記憶がとても残っている。。

年末に情報解禁

同年の11月に、薄ミュLIVE3が開催され初日に参加をした。まだ声出しは解禁されておらず、テンションを掴みきらないフロアが一気にキャストたちの熱にペンライトで応戦し熱を上げていく観客の図は最高にブチ上がった。ライブはやっぱりいい。ライブ大好き。変若水を樽でのんで頑張りますと張り切っている山南さんに、いいのか??と思うとともに、その日から心の中で変若水お兄さんと呼ぶことにした。光の山南さんだった。ゲストコーナーでは過去のキャストが登場して懐かしい話をするのかな、と思っていたらまさかの楽曲披露があり、当日ゲストの柏木さんが完全にその場を自分のものにしていてとにかく最高だったことを鮮明に覚えている。不知火めろめろソングすぎる。
現地にはその初日しかいけなかったのだが、配信で千秋楽を見届けていた。縄跳びで活躍する山南さんには、近藤さんも驚いていた。
そして、もっと驚くべきことがあった。本編が終わり、静まったステージに映像が流れて「山南敬助篇」の文字が…新参者ながらに淡く期待していた山南篇が観れる現実がとても嬉しかった。長く応援してきた人たちがいるからこそ、このタイミングで観れることは本当にありがたいことなんだなとすごくワクワクした。ちなみに、ここまでの一連の話をオタクの先輩に話したところ、そんなのハマるための罠じゃん…と言われたのはすごくおもしろかった。夏前くらいにはまだ謎の抵抗を見せていた私も、とっくに観念していた。

いざ北千住へ

北千住にたどり着くまでかなり遠回りしてしまったがついに初日を迎えた。シアター1010は初めて行く劇場だった。今回も結局事前の予習は間に合わず挑むことに(ギリギリモンすぎ)なった。
結論から言うと「ハッピーエンド」だった。もちろん、ストーリーの中には苦悩や悲しい別れもたくさんある。だけどハッピーエンドだった。
以降はもう自分のツイートを貼り付けていく。Twitter、死ぬな。

4月8日昼公演

初日、まだ誰も見たことない緊張感っていいよね。座席はセンターブロックの後方だった。とにかく、見やすい。ありがたかった。

  • 開幕舞台を這いつくばる山南さん、目の前には変若水の瓶、変若水にとらわれる山南さん。こんなの見たことない、、と思った衝撃の始まりだった。当たり前だけど、山南さんが、輝馬くんがたくさん歌う!なにこれ最高になった。

  • 3回目の薄ミュでもうおなじみになった雪風華、蒼であれ、やっぱりテンションあがる。表題曲っていいよね。でもいまだに土方さんが「夢🎶」するところでフライングめろってしまう。

  • 辛いシーンからのリカバリーが高速すぎておもろかった、このままではあなたを殺してしまう…!!殺してください…!!からあっという間で、いろいろありつつ「今日はさのさんの奢りだーー!!呑めー!!!」リカバリーが早い

  • 楽しみにしていた「恋模様」に関しても、事前情報があったら集中出来なかっただろうから逆によかったなと思った。

  • 薫役の星元さんが唯一無二すぎる。好き。大海さん、立ち回りがうまくて歌がぶれなくてすごい。

  • これは脳内補完なのかもしれないけど、千鶴を抱きしめるときは力強いのかぎこちなく、山南さんなりに大事にしてる感じなんだけど、山崎が死ぬ間際に抱っこするときは聖母のように優しく包み込んでて、最高になった。斉藤篇のときは敵にやられてそのまま死んじゃったから、山崎から山南さんを呼んで欲しい→つまり変若水を飲ませて欲しいってことですごく辛かった。

  • 斎藤篇の時にわからなかった変若水のこと、羅刹のことが丁寧に説明されていて理解度がすごく深まった。

  • 1幕 綺麗だ…殺してくれ… → 2幕 綺麗だ…光だ…俺たちの希望…になった、1幕はとにかく苦しかった。震えながらも物販に並んでオタクの本能を感じた。2幕はもちろん苦しい場面もあるけど希望だった。

  • 山南さんの行く道は悲しいものだと思っていたのに、希望しかないじゃん……まさかハピエンとは……最高かよ…

  • カーテンコールはやっぱり販促担当の輝馬くんがいた。本日はご来場頂き!がまだ慣れてなくて樋口くんにいじられててかわいかった。

中身がなさすぎる。脳直初見にはこれが限界だった。とにかく、おもしろいと思ったのはたしかで1幕おわりには絶対リピチケに並ぼうと決めていた。リピチケのいいところは席が選べるところだけど、通路の席にどんどんバツがついていってみんなおんなじこと考えてて面白かった。風浴びたいよね。帰りの電車でとにかく咀嚼したくて原作スチルを回収しにいった。なにこれめちゃくちゃ恋愛してる…山南さんsweetじゃん…意地悪じゃん…になった。

4月10日夜

急遽行けそうということで、この日をリピチケで購入した。座席は初日より数列前進した通路席。

  • 薄桜鬼、おもしろくなってきた、正直、薄ミュライブまでは楽曲とキャラクターを楽しむ感覚だったけど、好きな俳優が好みのビジュアルのキャラクターでやってて、もちろんストーリーがもともと面白くて、めっちゃ面白い、なにこれ

  • 山南さんの歌も、全然解釈出来てなかった、切なさとか苦しみとかは伝わったけどバックボーンは理解出てきていなかったから(ここで初回感想にもどる)今回を経て、歌詞の解釈が出来て、おもしろい…

  • 背中合わせ共闘、大好きオタクだから一瞬わくわくするんだけど、土方さんとちー様だからなんでやねん‼️になっておもろい、ちー様かわいい

  • ストーリーさらってから観ると、おお…おお…となることが多いとともに、回収したスチルみたいな甘くていじわるな山南さんはいなくて、でもそれが舞台としてリアルで、すごくいい。

  • 今回は沖田さんのところで涙せずには居られん、、新撰組が散り散りになってしまって自分が行くしかない、と立ってるのもやっとなのにね…今行くよ、近藤さん……ねえ黒猫、たくさん褒めてよ…といって息をひきとるんだ、よく頑張ったね、沖田さん

  • 2幕終わりの血まみれの羽織の山南さん、美しすぎないか…?

  • この日はカーテンコールで撮影タイムがあった。撮可も何回か経験してきて、意気込んで挑むことが出来た。パシャ🎶パシャ🎶に合わせて首をコテンコテンと動かすのが非常にかわいかった。

原作のストーリーをさらってからみると、sweet成分は初見よりはないな?という感想が浮上するのだが、そんなことはなくて、初見初日→ゲームのスチル回収の流れでみると、ゲームの山南さんは思っていたよりsweetで…大人なんだけど子供みたいで…そのsweetな部分に重きが置かれていないのがミソなんだなぁと、薄ミュの面白さをヒシヒシ感じた。初めて薄ミュに触れた時には全然わからなかった、知りたかった山南さんのことを沢山知ることができる山南篇、キャラクターの生き様の部分にフォーカスされてるのがアツさみたいなところに繋がってるんだなと思った。ゲームのなかで描写される感情の部分はミュージカルだから歌で表現されるわけで、なるほど、これが歌詞で解釈していくってことかっていうわくわくをめちゃくちゃ感じた。恋模様…楽しみにしてた…すごい美しくて、儚くてさ…いなくなっちゃう前のおでこに︎…いいよね…本当だったらずっと守りたいけど、それは叶わないから優しく…そして再会したあとの、あの言葉からの…はやっぱりドキドキしたよな、初見は言葉のまま、捉えていたけどゲームのほうを見てからだと、もう決めました、必死な貴方がかわいい、触れてもいいですか、みたいな色んな意味が込められた「覚悟」でしんじゃったね、そのあとはもう希望に満ち溢れてて全部含めた「覚悟」だもんね。山南さん自体は、新撰組が千鶴ちゃんを護るって決めた時から考えは一貫していて、でも、羅刹になった自分が、手を伸ばしちゃ行けないと思いながらも、夢から覚めなくてもいいんだ、むしろ現実なんだ、、っていうのが超希望だな…おでこに触れるところで「生者は死者に恋をしてはいけない」って歌ってて、それは、千鶴ちゃんの気持ちにきづいてのだけど、それ、もう、山南さんがすきじゃん、、、てなるよね。塩梅が本当にちょうどいいんだ…。

4月15日夜

ラスト現地。今回は2階。視界を妨げるものが少なくてやっぱり見やすかった。

  • 脳汁…で気づいてなかったけど、1幕終わり、リプライズじゃん…まじか、そういうこと?になった。1幕はみんなの問いなんだな…震えた。1幕の終わりでは隊士たちと、鬼が答えるように、そして最後にみんなが山南さんを囲んで「何者であるかと」と問うの美しすぎる

  • 時系列が思い出せないんだけど、そんな顔しないで下さいの流れだとおもうんだけど、いつ自分が灰になるかわからない、見えるはずのない影…みたいなことを言うと照明が山南さんの影を伸ばして、千鶴ちゃんにはその影が確かに見えていて、掬うように抱きしめるように千鶴ちゃんは山南さんの影を見つめるんだよな…あそこ大好き

  • 千鶴ちゃんが寝ているところに山南さんがくる場面でゲームではよく眠っていますね、可愛らしい寝顔です…って言う結構sweetなシーンだったりするんだけど、あんな場面をみてまでも疑わしがった自分を信じて励ましてくれていることに、千鶴ちゃんへの気持ちは見てはいけない夢だと思いながらも優しくおでこにキスするの、今日見たら思ったよりほとんど歌唱で、ああ、この歌に山南さんの気持ちが込められてるんだな…輝馬くんの山南さんだからの表現だなって胸が苦しくなったね。

  • さまよっていてもいのちはいのち~~~🎶のとこの、手をギュッて握ってるのが1番ドキドキするまである

  • カーテンコールが平助くんだったんだけど、いままで5年前くらいから薄ミュにでて、輝馬くんと沢山の死を共にしてきたって話しててなによりも輝馬くんが0番に立ってる!っていったら輝馬くんが土方さんのほうにちょこんてうごいて(そっちじゃないだろ!)それをつっこむ樋口くん、熱い話で終わるのかなぁ~~~!って思ったらそこはさすがの平助くんというか、樋口くんで、キスシーンみてられない、親の行ってきますのちゅーを見ちゃった気まずさがあるって言ってて、輝馬くんは真正面見つめてるんだけど一瞬だけ千鶴ちゃんと照れ隠しに笑いあってて(幻覚かも)、樋口くんも反応しろよ~~!って言ってたけどそれ以降は目も合わなくて、あまりにも貴重な姿だった…

もう1回ゲームの方見返してみたら、覚悟の前に山南さんが戦場の血に当てられて吸血衝動起こすんだけどこちらとしてはもう山南さんの気持ちを知っているので、もう、山南さん🥲になる っていうのを下書きに残してたんだけど、おすすめで流れてくる感想に、ここを入れて欲しかったっていうのをよく見て、たしかにここは重要だなと思った。これに関しては早く配信でみて噛み砕きたいと思った。

4月23日 千秋楽配信

千秋楽は配信にて。シアターコンプレックスがミラーリングできなそうでケーブルを購入し準備は万全。(途中でミラーリングマークがあることに気づく)実況はしないで見るスタイルだったから、終わった後の感想が多い。

  • 明確にどこが、まではわからないけど微妙に変わってる。やっぱり1幕終わりの独白というかアカペラになるところがすき。滝汗に「今」を感じた。

  • こんなに変若水に綺麗だ…ってなる感情ある???今日も照らされて、綺麗だ…

  • 土方さん来なかったっけここ?!?ここ耐えられん来ちゃった😭ここの一連の流れが苦しすぎてTwitterにきてしまった。

  • そこにはsweetな山南さんは居ない、って思ってたけど、こんなに清らかでsweetな表情で、、ああ、見てはいけないと思いながらも、山南さんは素敵な気持ちをいだいてるんだな…って伝わってきた

  • 最後の羅刹の合唱のところいつももうこみ上げるものがあって、あそこで奥に控えている山南さんの表情がもう、それは「愛」で最後の挨拶で、ああ、なるほどな、死ぬほど伝わってきたよ、って思った。

  • ア~~平助くんは山南さんは俺たちの希望っていってたけど、平助くんも俺たちの希望だったよ

  • あ~~~ありがとうございます、山南篇、観ることができる世界線に生きててよかった、山南さんのことを知ることが出来て、よかった

まとめ

ミュ→ゲーム(山南さんルートだけ)の流れだから、わぁ、逆輸入てきにおもしろ~~ってなってるわけだけど、ゲームにはたしかにsweetで意地悪な山南さんがいて、でもミュージカル薄桜鬼はそのルートの人物の生き様のほうに重きを置いてるから(ように見える)sweetな部分は少ないわけで、吸血衝動のところ、たしかに、観たかったな…ってなるんだけど、最後の覚悟のところにいく最後まで、もはやあの瞬間のその先さえも確信的な「思い」のセリフがなくて、ミュージカルだから歌唱で描写されてて、これ噛み砕いてくとすげ~~~!全編「愛」じゃん、になるおでこに触れる時は「かわいい」「好いてくれていると勘違いしてしまう」っていうのを夢の中だと思わせて話してるんだけど、確信的な言葉はなくても曲に反映されてて、再会したあとにもありえない夢をみてしまう、消したはずなのに、答えは聴かないよ、夢だからね。って去ったはずなのに目の前にまた彼女が目の前に現れた迷いみたいなのを歌って、あ~~すげ~~ってなるんだよ…なんか脱線してきたけど、これがミュージカルになるおもしろさだなぁっておもった。輝馬くんが最後の挨拶で「千鶴と同じくらい羅刹のことを愛しているんです」って言った時に、全部合点が行ったもんな、、山南さんの進む道、行動に愛が詰まってる、山南篇、前編恋模様!最高!

参考
YouTubeでダイジェスト動画が見れる


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