たとえば昔、休日の朝、居間で布団に包まっている母の姿を横目に、部屋の隅にずらされたローテーブルで、台所で見繕ってきた惣菜やパン等を食べている時なんかは、誰より早く起きて身支度をし朝食をセットして起こしてくれる母親像を思い浮かべてみたりした。 たとえば昔、放課後、幼馴染の家に上がり、おばちゃんが何の気負いもなく日常の中に私を置いてくれる懐の深さに憧れてみたりした。 それでも今、朝、私は娘たちと同時刻に起き(休日誰より遅く起きる日もあり)、夫がいれば朝食はお任せし、いなけ
起き抜けの状態から、ほのかに感じさせてくる。白湯を淹れたり、顔を洗ったり、着替えをしたりしてるうちに、だんだん片鱗を現してくる。白湯を飲んでもホッとしなかったり、顔を洗ってもスッキリしなかったり、選ぶブラの種類や服の色なんかで。 貯金残高を大幅に頼りなくさせる代わりに手に入れた高級ブラとティーバックのショーツセットは、ハッピーさんかエネルギッシュさんしか選ばない。今朝は「締め付けられたくない」という強めの意志で、ノンワイヤーのブラ(ブラウン)とシルクのボクサーパンツ(パー
白い蝶が2羽、これ以上ないという位ひらひらという擬音ピッタリの様で飛んでいく。目的地などなく、ただもう1羽と踊っていられればいい、というような具合に舞いながら。 その光景を見つめながら、嫉妬に似た感情が芽生えていることに気づいた時、瑞月(みづき)は「いよいよ まずいな」と思った。生物学に詳しくなければ調べようともしていないから、その2羽がツガイかどうかなんてわからない。けれどもそう見えてしまい、更には微笑ましいで済むはずの感情を通り過ぎてしまっているこの状況。そして、恋、
*light-lion-LIFE* 【愛に包まれたら 起こることは万善である 感じることを大切にして 真髄に辿り着く】 この言葉を龍さんにもらってから、感性を大事に自分と向き合ってきました。 直感的に、場所・名前を変えて、 何も決めず、気ままに、好きな方法で発信していきます。