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hidemaro2005
香港2泊3日ホテルから一歩も出なかった話
数年前に香港に行く機会があった。ビジネスクラスで香港へ行く事にした。
日常から離れて一人になりたい時は、よく国内のホテルに籠るのだが、今回は少し遠くに行きたくなり香港へ。
海外のホテルに籠る場合の飛行機の利用はテーマパークのアトラクションとあまり変わらない。事故で落ちるかもしれないという一抹の射幸心と共に軽くアルコールに酔いながら、空を浮遊して、目的地に向かう。ビジネスクラスなので、搭乗前にラウンジで、お酒と食事を軽く楽しみ、搭乗してまた楽しむ。頻繁に続けると体重増がまずいことになるのだが、たまにする分にはまあ良いではないか。
着いた。無事入国、空港直結のリーガルエアポートホテルへチェックイン。
初香港だというのに、観光には目もくれず、ルームサービスを楽しみ、ホテル内のプールで無心で身体を動かし、、部屋では携帯でRPGをひたすらやるという謎の旅行を通じて得られたものは何もない。だから良いのだ。
同じ体験を費用をかけずにするには、国内のプールとルームサービスのあるホテルを探してそこにいけばよいですって?とんでもない。これは遊びなのだ。コスパの対極をいくところに面白さがある。
組織に所属してると、多かれ少なかれ生産性や効率性を求められる。
これを拒むものが自分の中にずっと存在してるので、たまにそいつにそのままいても良いよと言ってあげる時間が必要だから、若い時は似たような時間の使い方を良くした。今でもスケールは小さくなったがたまに似たような事をしてバランスを保ってる。
GPTに聞けば最適解が出てくる今だから、あえて無コスパ、無目的な旅行の話をしてみた。
lot#2100