アユタヤ遺跡
2024/04/18
最高気温37℃の中、アユタヤ遺跡巡りをしました。
アユタヤ県には、元王朝の跡も残る
建設されたままの建造物が多く残る遺跡群です。
アユタヤ遺跡群は、チャオプラヤー川と
その支流であるパーサック川、
ロップリー川に囲まれた中州に集中しています。
これは、敵からの防御を考えて
中心部の回りに運河を掘ったことによるものです。
ワット・プラシーサンペット、
ワット・ローカヤスターラームなどの寺院跡、
王宮跡が残っています。
これらの遺跡を作ったのは1351年 - 1767年に
存在したアユタヤ王朝です。
この王朝は、ナーラーイ王時代には現在のラオス、
カンボジア、ミャンマーの一部を
領有するほどの勢力を持っていたとされます。
中心都市であるアユタヤは、
流れの穏やかなチャオプラヤー川に位置し、
貿易に持ってこいの地形であったとされています。
この貿易に適した地で、王はその独占貿易で
莫大な利益を収め、同時に上座部仏教を
信仰していた王は、この莫大な利益をもとに
数々の寺院(ワット)を作り出しました。
しかし、1767年のビルマ(ミャンマー)の
コンバウン王朝による攻撃を受けて
アユタヤ王朝は消滅しました。
同時にアユタヤ市内の建造物や石像は
徹底的に破壊され、ほとんどの寺院は廃寺となり、王宮も台座を残すのみとなりました。
多くの仏像に頭がないのも、
この影響が大きいのだと思います。
世界的にみてアユタヤの建造物の多くが
比較的新しい建造物であるにもかかわらず、
そのほとんどが煉瓦のみになっているのは、
このためであるとされています。
近くの遺跡巡りをするのに、
ゾウになることもできます。
ゾウたちはペイントをしていて、
とても可愛らしかったです。
一般道で、車やバイト一緒にゾウが歩く
そんな光景は、ここでしか見ることのできない
貴重な風景でもあると感じました。
信号待ちで車が止まると、
ゾウたちはチップをもらうために、
車の窓に鼻先を向けて、
今日に紙幣を掴んで、上に乗っているスタッフに
私ていました。
タイ紙幣は表面が少しザラザラしていて、
汚れはつきにくいとは思いますが、
きっと、ゾウがもらった紙幣は
少し濡れているのかなと想像をしつつ。。。
歩道を歩く人にもチップをねだる姿があり、
タイの人たちは当たり前のようにチップを
渡していました!
アユタヤの遺跡群は、
かなりの広さを占めているため、
歩きで回ろうとするとかなりしんどいです💦
トゥクトゥクなどを貸し切って、
お昼を含めた3時間コースなどで
回ってみてはいかがでしょうか?
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