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見て触れて学ぶ(美濃桃山陶 青山茶会)

 終わってしまったイベントではございますが、とても学び多きイベントだったので書き留めておきます_φ(・ω・。)メモメモ

2月6日7日に表参道スパイラルガーデンにて開催された「美濃桃山陶 青山茶会」へ行ってきました。

建築を生業としていた時、事務所がすぐ側だったので良く通ったスパイラルガーデン。
お久しぶりです( ᴗ ᴗ)⁾⁾


百草土
五斗蒔土
鉄絵のお母さん←
キラキラ長石

この土が、この石が、この焼き物になりますという展示とてもわかりやすく勉強になりました。
初めて見る本物の百草土は思っていたより白くなくてびっくり!

ズラリと並ぶ名品達

圧巻

壁面には素敵な解説がありました。

加藤三英さんの黄瀬戸

この黄瀬戸の作者で、美濃陶芸協会副会長をされている加藤三英さんのギャラリートークもありました。

一つ一つの作品について詳しく解説していただきとても勉強になりました。

黄瀬戸の胆磐は硫酸銅を使っていること
硫酸銅を成型時に埋め込み、そうすると胆磐は裏側まで抜けて出てくる「ぬけ胆磐」
硫酸銅の不純物が多いと胆磐は薄くなる

百草土は本来真っ白になるが
赤みを帯びた志野の土は鉄分などを土に混ぜている

志野を焼くときにより赤みを出したい時その作品の前に鉄分の多い土を置いて焼く「とばし」という方法がある

等々(私の記憶なので多少おかしな表現があるかもしれません…後々きちんと学びます!!)

そしてギャラリートークの後はお茶碗ガチャでお茶碗が決まるドキドキ茶会!!

「この茶碗が当たると良いな」という気持ちは勿論ありましたが

どのお茶碗も素晴らしい物ばかりなので

ワクワクしながらガチャを回しました。

私が当たった茶碗はこちら!

薄くかけられた青い釉薬がとても綺麗。
建築を学ばれたとの事,
このスパイラルガーデンそばにてかつて建築に携わっていた私と少なからずご縁を感じました(勝手に笑)

他のお客様のお茶碗も撮らせていただきました。

加藤孝造 志野
安藤日出武さん 黄瀬戸
加藤孝造 瀬戸黒 堀俊郎さん 志野
師弟共演
虎屋さん特製のお饅頭 あんこが桃色!

数々の名品が素晴らしいのは勿論

学び多い展示
素晴らしいギャラリートーク
お茶碗ガチャというワクワクするイベント

とても素晴らしい経験をすることができましたし

今後のみんなの茶の湯ORIの活動においてもとても学び多き一日となりました。

皆様に喜んでいただける活動をしたいと
改めて思いました。

精進精進

そんな私共のイベントのご紹介させていただきます

『茶の湯イベント情報@白いハコ』

📝【如月茶の湯体験会】

 好きなお茶碗で抹茶を点てながら、気軽に茶の湯体験をしてみませんか?

 お茶碗の鑑賞ポイントや楽しみ方も学べます♪

・日時:2月17日(土)①14:00〜15:10 ②15:20〜16:30

・場所:GINZA FOREST 2F 白いハコ 

・参加費:2000円(抹茶+和菓子付き)

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📝茶碗の見方講座【楽茶碗・京焼編】

 「世界の楽」と呼ばれるほど、茶碗・やきものの代名詞「楽焼」。

 その歴史は、茶人 千利休と共に生み出され、今日に至ります。楽茶碗の見方や楽しみ方、そして歴史について解説してまいります♪
※脇窯と呼ばれる「玉水焼」「大樋焼」。また「尼焼」「道楽焼」など少しマニアックな部分も!

※本阿弥光悦と親交のあった、三代 道入(ノンコウ)の茶碗もお持ちいたしますで、お楽しみ〜♪

・日時: 2月25日①14:00〜15:10 ②15:20〜16:30

・場所:GINZA FOREST 2F 白いハコ 

・参加費:2000円(抹茶+和菓子付き)

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