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「『結局、女はキレイが勝ち』という本を出した勝間和代さんに対するネットいじめ」から、ひとりよがりの正義感を振りかざす人の醜さを語ります。

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。


もうかれこれ10数年前のことですが、勝間和代さんの「結局、女はキレイが勝ち」という本を読みました。私的には、それなりに面白く、いろいろ参考になったのですが、アマゾンレビューを見て、大変に驚きました。
というのは、勝間さんに対する悪口が、アマゾンレビューの星1つの欄に「これでもか、これでもか」というばかりにたくさん書いてあったからです。

たとえば、
「お世辞にも綺麗とは思わない」「肥大化しすぎた自尊心」「歴然たる事実として、彼女はキレイではない」「ブスがこんな事言ってはいけません」「カンチガイおばさん」「自己分析能力のカケラもない」「完全に自分を見失っていますね」「裸の王様」「表紙が魚類」「なんで綺麗じゃない人がこんな本出しちゃったんでしょう」「この人のどこが美人なんだろう」「嫌がらせの笑顔でしょうか?」等々。

私が、勝間さんなら、このレビューを見たら泣きますね。数週間、食事が喉を通らないと思います。いくら匿名だからと言って、このような悪口を無責任に書く彼ら彼女らが、私には信じられません。

私は、「わざわざ時間とエネルギーを投入して、アマゾンレビューに星1つをつける人は、きっと仕事もプライベートも充実していないのだろうなあ。憂さ晴らしのため、ストレス解消のため、人の悪口を綴って溜飲を下げているのだろうなあ」と思うのですが…
中には、「勝間さんは、『ブスは生きる価値無し』と言っている」という、誤った解釈をされる人もいて、こういう人は自分で、「私は、ブスの女性を庇っている。『ブスを貶すなんてけしからん』というひとりよがりの間違った正義感を振りかざしているのだろうなあ…」と思います。そして、そのことにさえ本人が気付いていないのが、とても醜くて痛いです。

勝間和代さんの「結局、女はキレイが勝ち」という本は、表紙が勝間和代さん本人の笑顔になっています。本の中身・内容に関しては、勝間さんは、「私もキレイになるよう努めている」というようなことは書いていますが、「私はキレイよ。だから勝っているのよ」等ということは書かれてありません。

次に、
星1つのレビューばかりを載せるのも公平ではないと思うので、星5つのレビューもご紹介したいと思います。

「この本は、あるタイプの女の子を救おうと書かれたものだと思います」「今回の表紙は、とても綺麗です」「私は、Aさんにこの本を薦めたい。
夢を持って、その夢を叶える努力をするようになって欲しいからだ。彼女が仕事やプライベートで輝くようになったら、きっと職場の空気が変わるはずだ。彼女がキレイになって、オフィスに活気が溢れる」等々。

アマゾンレビューを利用して、匿名をいいことに、人の悪口を言って溜飲を下げるのはやめましょう。ハッキリ言って、とても醜いし、そのような行為は、悪口を言っている本人も不幸になりかねないと思うので、お控えになることを私はおススメしたいと思います。
※ 「人の悪口を言う」という行為は、自分を貶めている以外の何ものでもありません。それは、ちょっと無意識 = 潜在意識 を勉強すればわかります。

私は、あるクライアントから聞いた言葉を、今も大切にしています。
「人の悪口を言うことは馬鹿にでも出来る」と…。

今日は以上です。


今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
            カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋

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竹内成彦
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