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インスタ日和 §44 11月3日

野菊が見頃となる季節。半日ほど時間があるなら、浄妙寺に立ち寄った後、マロンパフェを食べに行くのがオススメ。

浄妙寺は、野紺菊が群れ咲く閑静なスポット。その後、京急バスに乗れば、デザートの名店「クグラパン」に直行できます。この店のマロンパフェは、鎌倉随一の美味しさ。効率良く最高の半日を過ごせます。

浄妙寺

深秋の浄妙寺を訪れると、ひんやりとした風に野紺菊が揺れ、秋の憧憬が身近に感じられます。鎌倉五山第五位に列せられる浄妙寺は、源頼朝の忠臣であった足利義兼が開いたとされる臨済宗の寺院。
背後の稲葉山には、「大化の改新」を進めた藤原鎌足が鎌槍を埋めた伝承が残っており、「鎌倉」の地名の由来の一つとされています。
本堂は、銅板葺で覆われた、威厳のある建物で、むくり屋根の流麗な曲線が美しい。本堂脇にしとやかに咲く、薄紫色の花を眺めていると、包み込まれるような気持ちになれます。

銅板葺で覆われた本堂
11月の花「菊」

寺院を後にして4分ほど歩き、浄明寺バス停から京急バスに乗車。所要5分ほどで大学前バス停に移動し、バス停から1分ほど歩くと「クグラパン」に到着。

クグラパン

この店の「マロンパフェ」は、栗の風味が引き立つ贅沢な一杯。
栗の甘露煮は、ホクホクした食感が楽しめ、程良い甘み。艶々とした茶色の光沢も見事。
上部に盛られたマロンクリームと、その下のメレンゲの相性が抜群で、濃厚さと奥深さが感じられます。

マロンパフェ

11月初旬の近場巡りでは、「浄妙寺」から「クグラパン」を周る半日旅が、この上なくオススメ。

是非お出かけください。


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