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インスタ日和 §38 9月22日

秋風が爽やかに吹く季節。半日ほど時間があるなら、建長寺に立ち寄った後、麻婆豆腐を食べに行くのがオススメ。

建長寺は、無限の清風が吹く開放的なスポット。その後、横須賀線に乗れば、中華料理の名店「かかん」に直行できます。この店の麻婆豆腐は、鎌倉随一の美味しさ。効率良く最高の半日を過ごせます。

建長寺

秋涼の建長寺を訪れると、さらりと乾いた風が山門を吹き抜け、爽快感が感じられます。
鎌倉五山の第一位に列せられる建長寺は、鎌倉幕府の第五代執権である北条時頼が開いたとされる臨済宗の寺院。鐘楼には国宝の梵鐘が懸けられており、夏目漱石は「鐘つけば銀杏散るなり建長寺」の名句を残しています。
境内奥の半僧坊に進むと、山伏装束をした烏天狗の石像が現れ、特異な空間を作っています。
方丈裏の庭園を見渡すと、仙人の住む世界を意図した景観が広がり、心豊かな気持ちになれます。

「建長興国禅寺」の大扁額がかかる山門
烏天狗の石像

寺院を後にして17分ほど歩き、北鎌倉駅から横須賀線に乗車。所要3分ほどで鎌倉駅に移動し、駅から3分ほど歩くと「かかん 鎌倉本店」に到着。

かかん

この店の「麻婆豆腐」は、四川料理の醍醐味を堪能できる本格的な一皿。
花椒や唐辛子などの香辛料が使用され、痺れるような辛さの先に、コクと風味が感じられます。
木綿豆腐のやや固めの食感と挽肉の旨味が絶妙で、白米との相性も抜群。

鎌倉随一の麻婆豆腐

9月下旬の近場巡りでは、「建長寺」から「かかん」を周る半日旅が、この上なくオススメ。

是非お出かけください。


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