青春が、分からない悔しさ。
創作の参考にと思って、少女漫画5冊買って色々研究していた。
そこには、私の未知なる世界が広がっていた。
キラキラした、女の子の友情、恋愛、仲間との絆…
そんな青春、私は味わったことないから知らなかった。
みんな笑顔で、キラキラ輝いていた。
いつも周りに友人や恋人がいて支えてくれて、共に寄り添う。
対して私は、小学校は罵倒され理解されず孤独で苦しかったし、習い事では仲間はずれ。
対人恐怖は募り口を閉ざし、中学は差別されたりバカにされてきたし友達だと思っていた人から良いようにされてきた。
転校してからは、本当の友達が出来ないでいた。
高校は、対人恐怖が強化されずっとぼっちだった。
大学でも、本当の友達はひとりも出来ずバイトも上手くいかなかった。
異性からも全く相手にされずにいた。
大学出ても、ほとんど虚無しかなかった。
そんな人間が、明るいキラキラ世界なんて想像することは出来ずダークな世界観の話しか想像出来なかった。
親から、その世界観を非難され作品を処分されたことがある。
専門のサイトや漫画投稿サイトに投稿したことがあるが、誰からも受け入れては貰えなかった。
自分は明るい世界なんてそういう概念が分からないどころか、認知が歪んでしまっていたのでどうしようもなかった。
自分の作品を評価される人は、羨ましく思うし、私だって出来ればもう一度青春を味わって今度こそはキラキラ明るい世界を経験したいと言う思いが強くある。
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