ASDが他人に関心が持てない理由について、考える。

ASDの人は、他人に関心が持てないと言われています。

そんな私も、中々他人に意識が向きづらく人間関係で苦労しています。

大抵の人は、それなりに人に関心を寄せ思いやりながら生活してると思いますが、私はそれが苦手です。

例えば、『Aさん、今、どうしてるかな?』『Aさん、今、困ってるかな…?』『Aさん、旅行楽しんでるかな…?』『今、大変なんだろうな…』『辛いんだろうな…』など、意識を他者に向けるのが苦手であります。

その他、誰がいつ何処で何をしたかについて、思いを寄せることが難しです。
他人の気持ちに寄り添ったり、本気で応援することが苦手です。
ですから、他者に感情を寄せるのが出来ないのです。それゆえに、他人がどう感じるのか無頓智なのです。

気がつくと、いつも自分中心のコミニケーションになってしまいます。

だから、人から好かれない感情や情報を共有出来ない、人が寄り付かないのでしょう。

私も人に関心を向け思いやれるような人になりたいと思ってますが、脳に自閉が住んでる限りそれは難しいことでしょう。

時々、『カサンドラ症候群』について取り上げられます。
『心がない』『ロボット人間』『冷たい』『機械人間』『無機質』などと、揶揄する人も見かけます。

それは、ASDの上記の事柄と女脳の相性の悪さから来ているからだと思ってます。女性脳は、感情の共有がメインになってきます。

ASD当事者も、悪気があって他者に関心が持てない訳ではありません。
障害特性でどうしようもないのです。
ASDは、自閉の名の通り自分の世界中心で生きてます。自分>他人になってしまいます。

当事者もそれが凄く辛く何とか改善し人間関係を円滑にやっていきたいと思ってます。
ですが、障害特性上、いつも自分中心になってしまいます。どうやったら周りに関心を寄せたら良いのかが分かりません。

私は、それが凄くしんどく感じます。


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