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凡人な発達障害者の生き方について
発達障害=優秀・天才などというイメージが浸透していると思う。
近年では、発達障害を公開している有名人の方や、発達障害を売りに活躍している方々が目立ち注目されている。しかし、その一方で、大多数の当事者は日陰の側の人達でいることを誰も知らない。
発達障害者は、何か秀ででいるイメージが浸透していると思う。そして、ポジティブな感じがあり健常者より凄い人で収入も高い。
しかし、そういうイメージが多数の何も持たざる当事者達を余計に苦しめていることを誰も知らないー。
そんな私も、何の得意な事がない。勉強もどんなに頑張っても平均以下。高校大学共に偏差値50以下の学校に入った。知能指数も平均以下。芸術家的な才能は何も無い。
発達障害があるのに、何の秀でた物がない所か平均以下の私は一体何者なんだろう?何で、私は凡人で並以下なんだろう?もしかしたら、何もない私は発達障害ではないのかもしれない。などと苦悩してしまっていた。
同じ障害の活躍している方々やインフルエンサーの人達と比べて、何で自分はああなれないのだと劣等感で苦しんだ事もあった。
そんな中、転期があった。SNSのアカウントが突然バン状態になったのだ。
私はSNSの度重なるバンに嫌気が差し、繋がりのあったフォロワーの方々と離れるようになった。そして、私は発達当事者達との繋がりをほぼ経つようになった。
SNSを離れるようになってから、フォロワーの方々が心配になり情報にも飢えてソワソワしていたが、最近は、仕事がキツい事もあり頭からSNSが離れるようになっていった。そして、他人のスペックと比較して落ち込む事がなくなった。他人の余計な情報で、落ち込み絶望する事がなくなった。
最近は、ちょっとずつゲームやアニメや物書き等…別の事に目を向けるように努めてきた。そしてその甲斐あって、発達界隈についてこだわらなくなってきた。
これからは、自分の障害のイメージに囚われまた、他の当事者と比べて苦しむより、自分軸で生きて自分の尊厳を守って生きていきたいと思う。