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ASDと個人主義と、外向的感情(Fe)の弱さについて。

ASDがあると、個人主義傾向が強くあると思います。

そんな私も、かつては個人主義が強くそして自他の垣根がはっきりしていました。

要は、自分は自分、他人は他人です。
 自分と身近な人、興味を持った人以外の他人はどうでも良い、他人がどう感じようがそれは自分が知ることではない、などと言った感覚でした。

自分の内面重視の感覚で生きていました。

ですが、そう言う感覚は少数なんだと知りました。

ASDのそんな特性と対極的なのが、外向的感情なんじゃないか?と、思います。

外向的感情とは、共感や自己開示、円滑なコミニケーションを取るには必要なスキルです。
外向的感情について調べて見たら、自分にはピンと来るものはないな…と、言った感覚でありました。

そもそもが、ASDの特性と見事に対極しているような気がしました。


外向的感情について
極めて社交的で、多くの人と関わり、他人の感情を捉え、早く親密な関係を築くことができます。

他人と自分の感情の区別が希薄で、その垣根が低いので、容易に感情移入することができ、よく他人のことを気にかけます。

自己開示をし、人をリラックスさせたり、もてなしたりすることが上手です。 ときに冗談を言って笑ったりしながら、会話が花開きます。

他者にも自己開示を求め、やがてお互いをよく知るようになり、新しい人間関係が発展します。 さらに、人々が最善の状態で独自の能力を発揮できるように、手はずを整え、面倒を見ようとします。

多様な価値観に興味を持っています。

人を排除しようとすることはせず、どんな人も和の中に参加していることが大切だと考えます。 そのためには、皆で多様な価値観を共有することが重要なのです。

人間に対する洞察を自然と身につけており、それぞれの長所に基づいて何を楽しいと感じ、どのような仕事が向いているか 気がつくことができます。 そして、人々が社会の中において、適切な役割を担い、幸せになれるように応援します。

感情表現が豊かで、表情や仕草、ジェスチャーは誤解の余地がないほど分かりやすいものです。 怒り、嫌悪、悲しみといった否定的な感情も分かりやすく表に出しますが、 できるならば、喜び、楽しさ、愛情、陽気さ、勇気といった肯定的な感情を共有し親密な関係を築きたいと望んでいます。

様々な感情表現を行い、その雰囲気を纏い、自分の思いを伝えることができますが、 内向的思考タイプからは、それが大げさで、現実離れしているように見え、懐疑的に捉えられてしまうことがあります。

人の良い面を発見したり、人を許すことができます。 他者に共感し、感情を共有することで親密さや協力関係の重要性に気がつき、そして尊敬の念や愛情を形成してゆきます。

自分は、自分のテリトリーに他人を入れることに拒絶してしまいますし、心を許すのに時間がかかってしまいます。誰とでも仲良くするのは難しいですし、共感も出来たり出来なかったりします。愛想良く感じよくするのが苦手です。ほっといて欲しい、干渉しないで欲しいと、思うことも多いです。
自分は自分、他人は他人だし、わざわざ良い事言って良い顔して気を遣わなくてもいいじゃん…とも思っています。

今、思い返すと、今まで出会ってきた外向的感情が高いタイプの人達とは上手くやり取り出来てなかったと思います。

そもそも私の脳内に、他人は殆ど存在していません。

私のASD特性が、外向的感情が高い人達を尽く不安にさせていたのだと思います。
互いに、苦手意識を持ってしまってもいました。

下の心理機能のグラフから、私の外向的感情は弱い傾向にあるのが分かります。

グループワークではそれなりに高く出たことがありましたが、そうじゃない時は意識は自分の内面優先になってしまいます。

カサンドラ界隈の方々がいますが、彼女達は外向的感情が高くそれが尽くASDの特性と対極的だからなのではないか?とも、考えられます。

こうして見ると、ASDは、矢張、個人主義が強いのでは無いか?と、思ってます。

ASDの人の中でも、外向的感情が高い傾向にある人を目の当たりにすることがありますが、それなりに意識するように努力してきたのか、凄いなあと、尊敬してしまいます。

普段苦手な心理機能を使う人と関わる中で、その人達は、自分に無いものについて色々考えさせられるな…と、言った不思議な感じであります。

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