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N型人間が語る、N型でも楽しめる映画・漫画・アニメ ① ヒューマン・哲学編

MbtiがN型だと、少数派であり、感覚が多数派とズレることが多いと思います。
多くの娯楽は、S型向けに作られてます。
S型が感情移入できたり楽しめたりする作品には、N型には入り込むのが難しい場合も多いかと思います。

そこで今回は、N型人間におすすめの作品を紹介したいと思います。

今回は、哲学的に考えさせられるような作品を紹介していきたいと思います。

このような、作品の背景や作者のメッセージを考えさせられるような作品は、N型の人にとって一番興味が沸きやすいのではないかと思います。

・リメンバーミー

この話は、主人公が死者の世界に迷い込んで亡くなった先祖と会う話です。
死者の世界の住人は、現世で生きている人から完全に忘れられると消滅してしまうという恐ろしい現象が起きます。
曾祖父は、濡れ衣のようなものを着せられ殺されました。
主人公は、亡くなった先祖達と交流して、その悪党を懲らしめることに成功します。
主人公は、曾祖父と出会いおばあちゃん(その祖先の娘)の記憶が戻り、消えずに済みます。
最後に主人公が現世に戻り、ハッピーエンドで終わります。
亡くなった人を大切にし、今を懸命に生きるように

・魂葬のフリーレン

1000年以上生きるエルフが主人公の話です。
主人公はエルフなので、沢山の人間の死を目の当たりにしてきました。
そこで、仲間と共に魔法修行の道を歩みます。1000年以上修行してきたので、魔法の実力は抜きん出てます。
全体的にゆったりしたほのぼのとした雰囲気が印象的なアニメです。

君たちは、どう生きるか

ジブリ作品です。空襲で、母親を亡くした男の子が主人公です。
主人公の少年は、疎開先で奇妙な青サギと出会います。
そして、彼に誘われて生と死が混在する奇妙な世界に迷い込みます。
主人公は、この世界でさらわれた継母を助けに向かいます。
この世界では、お婆さんが若返ったり若い頃の母親が居たり、人そっくりな奇妙な置き物が並べられていたり、お爺さんが行っている塔の秘密など…独特で何か暗示しているのか?と、思います。
抽象的な部分が多く、テーマは何なのか難しい部分が多いです。
ですが、人生観について色々考えさせられる作品です。

ブギーポップは笑わない

思春期の若者の心理をメインに取り扱っているような内容です。
とある女子高生の脳内には、『 ブギーポップ』という、異なる人格が存在しています。
その人格は、とある決まったクラシック音楽が流れると出現します。
正義や悪者といった、抽象的な観念に対して考える部分が多いです。
ブギーポップという人格は、頭がとても良く人の内面を読み、深い哲学的な事を話すことが多いです。人を食った掴みどころのない性格で小難しい事を話す傾向にありますが、人の本音を探ってきます。
この世界は、哲学的に考えさせられる部分が多くあります。

ダンタリオンの書架

1900年代の上半のイギリスが舞台のモデルのアニメです。
とある飛行機乗りの青年が、ダンタリアンという名の悪魔と出会う所から、話が始まります。
話は全体的にゆったりしており、人間の心理描写が繊細です。
独特な哲学的な雰囲気にも、引き寄せられます。

スカイハイ

死者をメインに取り上げた、漫画です。
死者が冥界に行き、そこで今後どうしたいのか、番人のいずもに聞かれます。
死者は、事故や殺されて亡くなった人、戦争で亡くなった人、試合中に亡くなった人など、様々な事情で亡くなった人達が主人公です。
彼らなりの恨みや葛藤、怒りの感情や、悲しみ、喜びなど様々あります。
怒りから復讐し地獄に落ちた死者や、恩師と再開した死者、現世で一時的に蘇りそれでリベンジし転生したプロボクサーなど、様々な事情を抱えています。
ダークで、独特な雰囲気が印象的です。
その人達の、人間模様を考えさせられます。

スカイ・クロラ

思春期で成長が止まった、不老不死の少年少女の漫画です。
彼らはパイロットであり、戦闘機に乗って戦います。でも、これはショーであり、観客を楽しませるためのものです。
彼らは、永遠に歳を取らず子供のままですが、中身は大人です。
彼らの葛藤や、悲壮感や怒りについての人間模様を深く考えさせられます。

・奇跡の輝き

海外の映画です。事故でなくなった主人公が、あの世に旅立ちます。そこで、自殺した妻と再会すべく地獄に向かいます。
死後の世界のメルヘンチックな雰囲気や地獄のダークな雰囲気など、ファンタジー感溢れる世界観に魅入られます。
生と死、人生観について、色々考えさせられる作品です。

キノの旅

クールで中性的な女の子が、バイクに乗り世界各地を旅する小説です。
争いはしない国や、皆同じ顔の国、機械人形の話など現実には有り得ないような、奇妙な国が多く、倫理や法律を超越した独特で奇妙な雰囲気が漂います。
これは、現代社会や人の心理を何か風刺してるのか?と、思わされる作品です。


以上、哲学的に考えさせられる話でした。


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