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体は仏様からの借り物

私は一時期ずっと、”なんでいつか天に昇るのに、一生懸命体の不調を治す必要があるんだろう”と考えていました。なんとなく人生の虚しさを感じていたというか、”消えてなくなるものなのに、人間がそこに無理に抗う必要があるのだろうか。結末が分かっているのに。”と冷めた気持ちで思っていました。
病期やケガをした痛みをなんとかしたい、楽になりたいというのはごく自然なことではありますが、不治の病であったり治るか分からないものへ手術を繰り返すことに対して、なんとなく違和感というか無力さを感じている時期でした。ありがたいことに自分自身そこまで苦しむほどの大病をしていなかったからか(大変な状況にいたらどうにかしたいという気持ちが出てくるのは当然ですよね。)、なぜかそのことが頭から離れない時があったのです。

でも、ある時誰かから聞いたのか何かで読んだのかはっきりしないのですが、「体は仏様からの借り物だから、大切にしていくのだ」という言葉でに出合って、なるほど‥!と思いました。
仏様という部分は神様でも自分が受け入れやすい言葉にかえてもいいと思いますが、素晴らしい存在から借りていて、しかも返さないといけない(笑)のであれば、最後まで丁寧に使わなくては!と思えたのです。
また”仏様から借りている”というとイメージしやすいので私はこの言葉を採用していますが、自分自身(一人一人の生命)が仏であると信じているので、その仏の生命の入った器である体なのだから、やっぱり大切にしていく必要があるなと思いました。
もちろん手術などあまりせずに生涯を終えられたら一番良いかもしれませんが、毎日使えばどうしてもどこか不具合が出てくるもの。だからこそメンテナンスを含めて、体の状態を日々見てあげて、必要があれば治していく必要があるのだろうなと思いました。

自分の体って唯一無二の存在ですし、ずっと自分を生かすためだけに24時間働いてくれています。これほどの味方はいないなと思います。”自分の体のこの部位、好きじゃないな~”なんて思ったとしても、(実は細胞たちもふて腐れているかもしれませんが😂)動きを止めずに頑張って働いてくれていています。こんなに健気でありがたい存在はいないなぁと思いました。
体の内部は自分に都合よく見えないようになっているので私はよく暴食してしまうのですが、内臓さんたちは疲れていたとしても、食べものが入ってきたら全て受け入れて対応してくれています。本当に感謝ですし、反省しないとなと思います👻💦
youtuberのリンパ師 あい先生も、自分の体に”いつもありがとう”といっていくことが大切と言っていましたが、まさにそうだなと思いました。
細胞ひとつひとつにも心?波動?があると聞いたことがありますし、体の不調もきっと”もっと私を大切にしてよ!”という声の表れな気もします。
これからは、自分で自分と自分の体に、”今日も生きてくれてありがとう” ”今日も動いてくれてありがとう”と優しい声かけをしていきたいなと思います。
そしてせっかく命をいただいているので、24時間の1秒でも多く、楽しん生きていきたいなと思います。
ちなみにアラフォーの私は白髪におびえているので、最近は髪の毛さんに”黒髪でいてくれて本当にありがとう😭”と心の中で思いながら髪をとかしております。(笑)

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