僕の英語の世界は…ここから始まった…
拙いなりに…
セサミストリートを…
「今日は何の日」ネタとして紹介していこうと思います…
(キャラクター紹介までしようと思うと…
記事としては成立していても…
まだまだ数多くのキャラクターが出てくる中で…
2キャラしか丁寧に紹介していないので…
ですので…
読む度に追記されていると思います。)
(セサミストリートは好きな番組・コンテンツなので…
出来得る限り丁寧に…
そして…
一つの記事として紹介したいので…)
(最終的にはキャラごとの場所から読み進められる様に目次を付けます…)
1969年11月10日
アメリカのNational Educational Televisionで『セサミストリート』が放送開始されました。
もう今日から55年目なんですね。
エルモ…
クッキーモンスター…
ビッグバード…
他にも魅力的なキャラクターがいっぱい…
でも…
その魅力的なキャラクター達が…
どの様な経緯で登場したのか…
それにはどの様な思いが込められているか…
どれだけ知っていますか?
知っていたのもあれば…
始めて知ったのもあります。
そして…
この番組を通して学んだのは…
語学としての英語だけではないのに…
改めて…気付かされます。
知らず知らずのうちに…
SDGsに関する事を取り上げているんですよね…
大人になった今でも…
引き続きみたいなと思うコンテンツです。
セサミストリートの魅力を一気には紹介しきれないので…
今回は多様性とインクルージョンに関わりの深いキャラクターを取り上げていきます。
https://www.sesamestreetjapan.org/Diversity.html
セサミストリートが最初に取り上げた社会問題・課題は…
人種差別問題…
特に番組の初期1970年は黒人への差別が凄く問題視された時期でもあります。
黒人のキャラクターとして登場した
フランクリン・ルーズベルト
第32代アメリカ合衆国大統領が名前の由来…
出で立ちのモデルになっているキャラクターです。
このキャラクターの登場時にはモデルの人は故人なので…
直接的な風刺という訳でもないのでしょうが…
この名前を使ってまで訴えなければいけない事があったのかと思うと…
如何に黒人差別が社会に暗い影を落としていたのかが…
伺い知れる様な気がします。
その次に社会問題化した課題をバックボーンにしたキャラクターが登場するのは…
なんと1991年…
普通に観てる間にも…
キャラクターが増えていった気がするのですが…
21年もの間…
新しい課題に向き合う必要がない時代だったのかもしれませんね。
メキシコ出身でラテン系の明るいノリの
ロジータ
アメリカンドリームを求めてアメリカにやってくるメキシコ人が増えた事で移民問題・経済格差問題に悩まされる中で生まれたキャラクターですね。
このキャラクターは問題に後ろ向きになることなく…
希望を込めて作られたキャラクターだと思います。
ロジータによるスペイン語コーナーも作られたそうです。
多文化共生の理念がここから始まっているのですね…
その次は2002年…
HIV・AIDS問題を契機に登場した
カミ
AIDSに限らず…
病気への向き合い方は昔も今も難しいものです。
最近悩まされる感染症にはCOVID-19というものがありますが…
この病気に対しても誤解や偏見から起こる様々な問題…
それに関連して起こる悲しい事…
繰り返されていますよね…
何故…
こうした病気が流行ってしまうのか…
私達はその本質を理解しなければいけない気がします。
彼女が声高に色々な事を伝えなければいけない状況…
どうにかしないといけませんね。
2010年以降…社会問題・課題は加速度的に増えてきています…
良くも悪くも…
今まで見向きもしなかった事に目を向けざるを得ない状況が増えてきたのだと思います…
黒人の女の子
ガブリエル
生まれてきた自分の容姿に誇りを持つキャラクターです。
「I Love My Hair」
では自分の髪型に誇りを持つ事を歌っています。
2011年
貧困問題の深刻さ・貧困からくる食糧不安を訴える形で登場した
リリー
登場当初はホームレスで…
日々食べる事ができない状況を皆に思い浮かべてもらうなど…
今ある食べ物が当たり前に食べられない人が世界中に8億人以上いる実態を訴えかけもしました。
2018年からはホームレスの状態から抜け出し…
奮闘する姿もみせています。
2013年
多様な家族の問題を抱えるキャラクター
アレックスが登場しました。
服役中の父親がいる事にめげず…
偏見・差別を乗り越え…
似たような家庭背景を持つ子供たちに寄り添い…
自分の感情を表現する中で…
どの様に社会に関わっていくのかを考えている姿に…
勇気づけられもし…
アメリカ社会の拙さや脆さも垣間見えて辛い部分もあります。