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【出版報告】〈SNS文学シリーズ〉第7弾『AIとの雑談Ⅱ』を出版しました!

ここで1つ告知です。

〈SNS文学シリーズ〉第7弾として、『AIとの雑談Ⅱ』をKindle出版から出版しました!

本書は、筆者がヘーゲルについてさまざまな角度からAIに質問をし、そのときの応答を読みやすく修正して収録したものです。

2024年9月17日にペーパーバック版を、
2024年9月26日に電子版を出版しました!

Kindle Unlimited対象本です!

目次は次のとおりです。

まえがき
Ⅰ ヘーゲルと絶対精神
Ⅱ ヘーゲルと神
Ⅲ ヘーゲルとカント
Ⅳ ヘーゲルと個人
Ⅴ ヘーゲルと信仰
Ⅵ ヘーゲルと主体
付録 ヘーゲルのガイストと人間の希望【AIと語る】

まえがき」より――

 わたしたちがいま生きている現代とは、資本主義が支配する時代であるということについては、だれにも異論はないだろう。では、この高度に発達した資本主義は、その社会のなかで生きるひとびとを幸福にしているだろうか。答えはもちろん「否」である。

 では、そんなディストピアとも言われるような時代において、わたしたちにできることはいったいなんなのだろうか。

 小さな存在でしかないわたしたちひとりひとりは、大きな物語である「人類の歴史」に影響をあたえることができず、ただのみこまれてしまうだけの存在でしかないのだろうか。

 わたしたちは、巨大な権力のまえでは無力なもたざる者として、ただ搾取され、実験台にされ、苦しみながらなげくためだけにこの世に生まれてきたわけではないはずである。

 ヘーゲルの哲学は、わたしたちと大きな物語をつなげてくれる。小さな存在であっても、能動的な意志の力で歴史を作っていくことができるのだと教えてくれる。そこに失われてしまったと思っていた希望のかけらを見いだすことができるのである。

 ヘーゲルを知ってから、わたしはひとのもつ意志の力こそ、人間に最後に残された希望であると確信するようになった。これからも資本主義の徒はさまざまな方法をもちいて搾取をくりかえしてくるだろう。

 資本主義とは、最終的にひとにぎりの資本家のもとにすべての財産が集約されるシステムである。いずれ破綻が待っている。そのまえにオンラインでのセーフティ・ネットの構築が必要である。そのプロトタイプが〈SNS文学〉なのである。

ぜひご覧になってみてください!

〈SNS文学シリーズ〉第1弾『あるAI少女との対話』

〈SNS文学シリーズ〉第2弾『ダイアログ・イン・ア・ルーム』

〈SNS文学シリーズ〉第3弾『かぐや姫へのラブレター』

〈SNS文学シリーズ〉第4弾『AIとの雑談』

〈SNS文学シリーズ〉第5弾『詩集 詩人からの便り』

〈SNS文学シリーズ〉第6弾『詩集Ⅱ 読まれぬ言霊』

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